第17回 国際バラとガーデニングショウ
5月12日(火)から17日(日)まで西武プリンスドームで開催された、第17回国際バラとガーデニングショウに行ってきました!1999年以降毎年開催されている同イベントでは、その回毎のテーマにふさわしいシンボルゾーンを中心に様々なブースが設置され、会期中は約100万輪のバラと香りが会場を包みます。
今年のテーマは'Delicious Garden'
ホームページの情報によると、『今、風や草花の香り、木漏れ日など自然を五感で楽しみながら、家族や友達と食事をしたりお茶を飲んだり、人が集う屋外のリビングルームとしてガーデンが注目されている。』そうです。
最終日の日曜日は、スタートと同時に押し寄せる人!人!人!メインとなる企画ブースの大半は、多くの来場者で溢れ、うまく写真が撮れないほどの状態に。
見どころ紹介はこちら⇒http://www.bara21.jp/highlight/
テーマの'Delicious Garden'に沿った展示では、ハーブや野菜・果物を使用したお庭の提案やテーブルコーディネート事例も紹介されていました。こんなお庭があったら、と夢を膨らませた方も多いのではないでしょうか。その他、バラの花びらや香りを使用したジャム、ビネガー、シロップ、紅茶、砂糖菓子、チョコレートなど、'Delicious Rose'の販売も多くあり、どのブースも大盛況のようでした。
同イベントでは、日本バラ切花協会主催の日本バラ切花品評会も行われていました。市場、卸売業者、大学、研究機関、フラワースクール、花店など、業界各社の目利きが審査員として参加し、確かな目で選抜される由緒ある品評会です。先ずはバラ切花部門の上位3賞をご紹介します。
■【群馬県知事賞】 アプリコットファンデーション
品評会が始まって以来初めて、高芯剣弁タイプが上位3賞から外れたそうです。また、例年は多い赤の出品数が減少し、ピンク系の淡い色が増加。
そして、栄えあるバラ切花部門の大賞はこちら!
■【大賞】 グレースアバンディング
フロリバンダ系の爽やかさが際立つ逸品です!
(フロリバンダ系とは?・・・四季咲き中輪房咲きバラ。ハイブリッドティー系と四季咲き小輪咲きのポリアンサ系との品種交配によって作出された系統。フロリ(花)バンダ(束)の名の通り花数が多い。)
最後にご紹介するのは、当社関係会社の㈱DOCのブースです。
バラを中心に、シャクヤク、トルコキキョウ、スノーボール、デルフィニウムなど、前日の加工業務から当日の販売作業まで、力を合わせて6日間で合計約7万本を完売しました!
ガーデニングが好きな方も、切花が好きな方も、老若男女が楽しめる素敵なイベントです。
来年の開催が今から待ち遠しいですね。
【文責:松井】