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2013年12月17日

千両・苔松・苔梅大市2013

≪荷受編≫
松市も終わり、いよいよ千両市が始まろうとしています。
私は歳時報告を、荷受け・荷捌き・分荷の目線から書きたいと思います。

千両の入荷はセリが始まる日の前々日~前夜にかけて到着します。年に一度のイベントとあって社員一丸となって到着した商品を荷受けしました。

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もっとも多く千両を出荷している荷主さんのトラックです。

千両だけではなく苔松と苔梅も入荷します。
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苔松の荷受けをしています。一本一本苔や枝が傷まないよう、慎重に台車へ載せています。

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こちらは苔梅が並んでいます(そっと)。今年の苔梅もとてもきれいに苔がついていました。

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最後に千両を見せて頂きました。とても品質の良い千両です。

大量の千両、苔松、苔梅が大田花きに集まり、現場はとても慌ただしくなり大変でしたが、一年をしめくくり、また新年を清々しく迎えていただく為に、お客様へ商品をお届けすることを思うととてもやりがいを感じました。

(高木)

≪セリ編≫
大田花き'千両・苔松・苔梅大市'が12月15日(日)開催されました。今年も大勢のお客様で座席は満員!
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本日のセリ数、約5000口でした。
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午前7時、セリスタート!
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セリ場は熱気に包まれ、迫力に圧倒されました!
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今年の千両は一等、二等の品質の良いものが多く、去年に比べて入荷が増えたそうです。
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千両は'裕福''富貴'と言った花ことばを持ち、お正月には欠かせないとても縁起の良いものなんです!赤い実は魔除けの意味ももっているそうですよ。

千両のセリが終わると、ローラーが外され苔松・苔梅の出番です!
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苔松・苔梅は魅せ方がとっても大切です。荷主さん自ら商品を持ってアピールです!
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真剣な眼差しで見つめていらっしゃいます。
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中には3メートルを超える松もセリにかかりました。
太い幹、迫力あります!
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苔松は一点もの!次々とせりにかかっていきます。
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苔松、苔梅はその年を健康に過ごし、長生きすることを待つ(松)といった願いや、子孫繁栄を願う、正月の縁起物として飾られるそうです。苔が生えるには長い時間がかかるため、栽培がとても難しいです。出荷物のほとんどがハリ苔となっています。
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9時16分、全てのセリ終了!
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ご来場誠にありがとうございました!
少し早いですが、お正月に千両、苔松・苔梅を飾って良い年をお迎えください。

2014年もどうぞよろしくお願い致します。

(根岸)

2013年12月10日

松大市2013

【松市(荷受編)】
今年も早いものでカレンダーも残り1枚となりました。
寒さも厳しくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私たちは寒空の中、年末・年始の準備に追われていました。

年に1回しかないイベントがたくさんある12月。私はその中の一部である'松市'。'松市'に登場する松の荷受けを担当していましたので、現場からの報告をさせて頂きます。

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これが荷受作業の様子です。
朝10時の段階ですがトラックの半分程まで降ろしていますね。
もうこのころには作業した人間の服は松ヤニでベットリのはずです(笑)

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これは違うトラックの様子。
1つ1つ丁寧に降ろす社員の姿が映っています。

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この画像は台車1台分降ろし終わったところですね。
松の頭部分が台車に触れないようにしっかり載せています。

今回は入荷が非常に早く、最大5か所で荷受けを行いました。
私も荷受けを行いつつ、良い写真を撮影しようと奔走していたのですが、気付いた時にはこうなっていました・・・
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みなさん素晴らしい仕事ぶりですね(泣)

他にも気付けば様々な種類の松が入荷されていました・・・。
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場面は変わりこれは荷捌き中の画像です。
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カメラを向けると満面の笑みでピースサインをしています。
仕事中にも笑顔があって素晴らしいですね!!

これは分荷作業中の画像です。
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重そうに見えますが彼はとても力持ちなので、これは重いふりだと思います。(私は触っていませんが)

荷受け→荷捌き→分荷と作業を終えると、後は明日のセリを待つのみです。

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ここにある松全てが皆様のところに届くのを、楽しみにしているように見えます。皆様が無事に歳神様を迎える事ができるよう祈りながら、松市前日の報告を終わらせて頂きます。

(多田)


【松市 トピック!】
さて、本年の新たな取組みをご紹介させて頂きます!それは、松市前日の対面相対において新しい試みをしたことです。

従来、門松は全て荷捌き場(通称:現場)に保管されていたのですが、見本品を物流棟に保管し見本置場としたことで、全ての荷主さまの商品が一箇所に揃い、商品のチェックから相対取引までをスムーズに行えるようになりました。
ご利用頂いた皆様には好評で、より便利にお取引頂けたことと感じております。

門松を前にプロたちの目が光っています☆
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【松市(セリ編)】
12月8日(日)朝7:00、年に1度の松市が行われました。
通常日曜日は休市ですが、この日は開市となります。

~2013年松市セリ風景~
今年も大勢のお客様にご来場頂き、誠にありがとうございました。

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客席はほぼ満席でした!

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6:50 本日の入荷量・作況のご説明

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7:00セリ開始!

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左上からCセリ、Dセリ、Eセリ、Fセリ
セリの開始と共にセリ場は熱気にあふれました!!

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~本日入荷のあった松のご紹介~
【若松】
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【門松】
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【大王松】
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【三光松】
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【蛇の目松】
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【松笠付根引松】
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生産者の皆様、本年もたくさんの松のご出荷ありがとうございました。

作況:本年は夏場の高温干ばつ、また秋口の台風23号、24号の影響で水害の畑もあり、カラゲ松など短いものは減少いたしました。門松については特に長尺ものが多く、大王松に関しては茨城、静岡県産ともに台風等の影響で少なめの入荷となりました。近年、松の生産量は年々減少しておりますが、当社には寄せて頂くことが出来ました。

来週の12月15日(日)は千両苔松苔梅大市が行われます!どうぞ宜しくお願い致します。

(手塚)

2013年11月28日

ツリー市

【ツリー市(切)荷受編】
いよいよ冬本番!いかがお過ごしですか??
さて、今年もクリスマスが近づきました!あと1か月ですよ~
一年が終わる前に・・・楽しい『クリスマス!!』

そのクリスマスに必要なツリーを今年も大田花きで販売しました。

今年は切りのツリー(ツリーとモミ枝合わせ)昨年並みの出荷となりました。※夏の高温や台風被害等は無かったようです。

荷受け開始です!!
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12時半ごろに一番乗りで到着したツリー。
トラックにギッシリ積まれ運ばれてきました。
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荷下ろし風景。
大きい物だと2.5メートルの大きさ
ツリーの荷下ろし中一番頭頂部(テーブルトップ)をぶつけない様慎重に荷下ろしします。
ここが折れてしまうと商品価値が無くなってしまう事も・・・

荷下ろし終了~
しかし、これで終わりじゃないんです!!
お次は~
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商品の品質チェック!と、荷主さん(今回は本庄様)からの送り状との過不足分が無いかの確認をしています。

ここが荷受けで一番の重要ポイント!!
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ここでは、品質チェック後に等階級(長さや太さ)毎に並べられたツリーを台車に積み替え、セリにかける見本品の順番を決めています。
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綺麗に並べて今度こそ終了です!!明日のセリに掛かります。

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赤丸の部分はツリーの一番下の部分。
この枝がいっぱい出ている部分を『節(ふし)』といい、
一節一年と言われています。こちらのツリーの場合10節程
あったので10年はたってるかと・・・。


皆さんは、なぜクリスマスにツリーを飾るか知っていますか??
クリスマスツリーは、モミの木以外にもヒイラギや月桂樹等がクリスマスツリーとして使われます。
それら樹木に共通しているのは"常緑樹"であること。
枯れずにいつまでも緑の葉をつけているところが、"永遠の命"のシンボルとされています。

他にも、ヨーロッパの宗教では、『冬至』が大切なお祭だったそうです。長く厳しい冬、太陽は一日のうちほんのわずかな時間しか出ず寒さが続く時期・・・しかし、冬至を境に、昼は長くなり始めます。

この日は太陽の再生、春への希望を祝う日(冬至際)でした。そこで、冬でも緑のままの常緑樹に、生き物の生命力の象徴としての意味が与えられ、冬至際のシンボルとして飾られるようになったとも言われています。

(會田)


【ツリー市(切)セリ編】
今年もやってきました!毎年恒例のビッグイベント!
大田花きツリー市が11月22日(金)開催されました。

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岡部サンタと平川トナカイ。セリ前のナイスショット!

「メリークリスマス!!」
大きな掛け声でツリー市がスタート。
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ツリー達は猛スピードでセリ落とされていきます!とにかく早い!チームワークが発揮され、スムーズにセリが進行されていきます!
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天井にぶつかってしまわないよう慎重に、慎重に。
かつスピーディに!大きなツリーは3、4人がかりで運びます。とっても大変そう!

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サンタとトナカイも大忙し!
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今年ご出荷いただいたのは4産地。主に山梨県産です。例年に比べ、2m50を超える大きなツリーの入荷が多いそう。
夏場の高温や台風の影響は受けず、例年通りの品質の良いツリー達をご出荷いただきました。ありがとうございます!

クリスマスツリーといえば、欠かせないのが華やかなオーナメント。ツリーを彩るオーナメントは、可愛くアレンジしてくれるだけではなく、これにはひとつひとつに意味があります!
代表格を紹介します。

【ツリーのてっぺんの星】
ベツレヘムの星、シュピッツェと呼ばれ、キリストが生まれたときに輝いていたと言われており『希望の星』を意味しています。
【ベル】
キリストの誕生を知らせるベルで、幸せの訪れを告げます。遠くまで響き渡る音色は邪悪なものを遠ざけるとされ、『魔よけ』を意味しています。
【杖】
羊使いが持っている杖を表し、迷った羊を杖で引っ掛けて群れに戻したことから『助け合いの心』を意味しています。
【りんごや赤い玉】
生きる喜び、豊かな実りといった意味があり、『永遠の命』を意味しています。

いつもなにげなくの飾るオーナメントにも実は深い意味があったのですね。皆様も是非とも生のクリスマスツリーを飾って、クリスマスを楽しみしょう!!

(幸田)


【ツリー市(根巻き)荷受け編】
今日は根巻物ツリーの荷受です!!
ちなみに・・・切り枝のツリーと違い根っこが付いているものを根巻物と呼んでいます。

トラックの登場です☆
荷台にはこんな風にぎっちり詰まれて山梨県から市場にやってきます。
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なにやらツリーの前で話し合う社員が・・・
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けっして立ち話をしているのではなく、トラックから商品を降ろす際の役割分担・方法を簡単に打ち合わせしているんです。

そして、話した結果・・・
1.空の台車を用意する人
2.トラックから商品を受ける人
3.商品が積まれた台車を所定の場所に運ぶ人
と分担をするようです。

運転手さんから一つ一つ受けとり、それぞれ1つ1つ大きさを比べて同じものを台車に乗せていきます。
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大きいものになるとかなり重いのですが・・
悲鳴を上げている場合ではないのです!
トラックにはまだまだ沢山の商品が積まれているので、スピードも大切なのです。このように台車に載せていきます。

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そしてちなみに・・・セリでは1台車ごとの販売。
→ これが一回分です

では台車に詰まれた商品はどこに行くのでしょう・・・?
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先ほど打ち合わせで所定の場所に運ぶ係りの方が台車を移動させて行きます。
その先には・・・・・・・
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整然とトラックから降ろされたツリーが並んでいます。
今回は1.5m~2mの物を中心に樅の木・トウヒが入荷されています。

ってこれで終わりではないのですよ!!
最初の役割分担で「台車を用意する」がありましたね。

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これがなかなか・・・ 荷物を降ろすスピードよりも早く台車をかき集めることが必要なのです!大変なのですよ、意外に(苦笑)
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実はこの空台車準備は細かい作業もあるのです。1つ1つの台車に針金に荷札を括り付けているのです。
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この荷札は後に・・・担当者がツリーの長さ・台車に何鉢入っているのか記入するのです。
細かい作業ですが、大切なことなのですね

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毎年恒例の作業でもあるので、皆さん手際よく作業されてあっという間に、トラックが空になってしまいました。
後は静かに明日のセリの開始を待つばかりです・・・

(佐藤)


【ツリー市(根巻き)セリ編】
いよいよ、根巻きのツリー市の開催です!!
前日入荷したツリーがセリにかけられるのを、今か今かと待っています。
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この日はこのように台車ごとセリ場の中へ。台車ごとの現品販売です。
買参人の皆さんも枝付きや大きさなど見極めるため、真剣な表情でツリーを見ていらっしゃいます。

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こちらのツリー、小さく見えますが、実は2Mあります。男性社員の背が大きいので、1.8mくらいに見えますね。

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セリ人も大きな声を出して、商品をアピール!今年は1.5~2mクラスの入荷が多く、1.5m以下の小振りなものは少なめだったとのこと。

根巻きのツリーは文字通り根っこのついているツリー。幹の下の麻袋には根っこが包まれています。根がついているので、鉢に植えたり、地植えにすること(直接地面に植えること)も可能です。
普段、なかなかお花やさんではお目にかかることのない本物のツリーですが(市場でもツリー市はこの時期年に1回だけの特別なもの!)お花やさんに注文すればこんなステキなツリーを我が家のシンボルツリーとして育てることも出来るんです!(市場で地植えしたツリーはすくすく成長中です♪)

玄関先やお庭に植えられたMy X'masツリーに、毎年好きなオーナメントを飾って、森の香りに包まれる...な~んて、まるで小さい頃に読んだ絵本の世界のよう☆目利きの花屋さんがきっとアナタにぴったりな1本を見つけてくれるはずです!来年のクリスマスは本物のツリーをいかかですか?

ツリー市が終わったら...今年も残すところあとわずか...
大田花きでは
12月 8日(日) 松大市
12月15日(日) 千両苔松苔梅大市  を開催致します。

(島田)

2013年11月26日

クリスマス商材

もうすぐ12月。街はすっかりクリスマスモード!

大田花きにもクリスマスらしいお花が続々と入荷しています。
仲卸通りには関連資材も並び、まるでクリスマスマーケットのようなこの時期限定の雰囲気で賑わっています。

クリスマスといえば、
冬の街を彩るイルミネーション&クリスマスツリー!
今年のツリー大市は、切物・切枝を11/22(金)、根巻・鉢物を11/23(土)に開催いたしました。

そもそも、クリスマスとは一体何なのでしょうか?
「Christmas(クリスマス)」という言葉は、「Christ(キリスト)」+「mas(ミサ)」に由来し、イエス・キリストの生誕を祝う日とされています。

キリスト教徒にとっては復活祭と並び最大の祝日で、その前夜に当たる24日はクリスマスイブとしてミサを執り行い、キリストの降誕を静かに祝い、祈ります。

クリスマスを象徴する色は赤・緑・白の3色。
緑はツリーに使う常緑樹の強い生命力と永遠を表し、白は純粋・純白、そして赤はキリストが十字架で流した血を表しています。(参考:花研手帳

日本でクリスマスといえば、家族や恋人と楽しい時間を過ごす日としていろいろなイベントが行われていますが、今年はそんなクリスマスをお花と感じながら過ごしてみませんか?

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クリスマス前になると街中でよく見かけるポインセチア。
気になっている方も多いのではないでしょうか。

最近では、定番の「赤」以外に、雪のような純白の白、かわいらしくボリュームも抜群の八重咲きのプリンセチアなど、いろいろな種類を見かけるようになりました。

ちなみに「プリンセチア」とは"プリンセス"と"ポインセチア"に
由来しています。ぜひお気に入りを探してみてください。

ご自宅でイルミネーションをされる方も多いと思いますが、お部屋の中で楽しめるキラキラ花材もオススメです!
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定番のバラはもちろん、エリンジュームやカスミ草も、
ラメ付きの姿がホワイトクリスマスを連想させるようです☆

日中の玄関に映える、クリスマスリースのご準備もお忘れなく!

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日頃よりとてもお世話になっている仲卸さんにお話を伺ってみたところ、今年のクリスマス商材の傾向は、ズバリ!『ナチュラル』!

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例えばオレゴン産の樅の木は、葉が密でボリュームがあり葉落ちも少なく、リースなどの使用に最適!コニファーやコットンツリーなどと一緒に手作りリースはいかがでしょうか♪

昨年とても人気のあった染めやラメに加え、今年はシンプルで素材も楽しめるナチュラル系アイテムが人気とのこと。
ツリーやリースに使用されるヒバ・スギ類の他に、赤や白などクリスマスカラーのお花も売れ行き好調のようです!

皆様もぜひ、ナチュラル素材を活かしたオリジナルリースや、クリスマスらしい季節感のあるお花を飾って素敵なクリスマスをお過ごしくださいませ☆

(大塚)

2013年11月19日

いい夫婦の日

11月22日「いい夫婦の日」をご存知ですか?
「11月22日=いいふうふ」と読める単なる語呂合わせでしょ!という声が聞こえてきそうですが、それだけではありません。

1985年に日本政府の経済対策会議で、ゆとりの創造月間として11月が提唱されたことに端を発します。その後、1998年に「いい夫婦の日」をすすめる会が設立され、普及活動が行われるようになり、なんと今年で25周年にもなる記念日なのです!

これは、普段 夫婦のあいだでは照れくさくてなかなか言えない気持ちを、花に託して伝える絶好のチャンスです。
そこで、古くからの習慣や、花を贈ることを提唱する取組みを幾つかご紹介します。

まずは、バラ「ダズンローズ」。
12本のバラのことで、古くからヨーロッパでは男性がプロポーズする際、野に咲くバラを12本摘んで、その1本1本に誓いを託し、愛の言葉とともに女性へ贈ったとする風習によるものです。12本のバラは、「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」を表わしています。
そんな風習に習って、バラに思いを込めるのもいいですね。
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また、西洋においてユリは聖母マリアの花、母性と純潔の象徴として尊ばれていることから「ユリは女性に捧げる花」を提唱するリリープロモーションジャパンは、先月 大田市場にて「いい夫婦の日」をテーマとした『リリーアレンジメントコンペティション』を開催しました。
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エントリーされた作品は、どれも個性溢れるものばかり!
作品はコチラよりご覧ください。
凛とした花姿や、清楚で上品な表情が魅力のユリに、奥様の姿を重ね合わせ、「ありがとう」や「だいすき」のメッセージを伝えるのも素敵です。

さらに、熊本県では、花言葉"感謝"にちなみ、いい夫婦の日にカスミ草を贈ることを全国に先駆けて提案しています。
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毎年この日に併せ、銀座を中心とした飲食店等に展示するなど、消費者へのPR活動を行っています。
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只今、弊社ショーケースにも展示中です。
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カスミ草も今や白だけではありません。染色によってバリエーション豊富で色鮮やかなカラフルカスミ♪見た目も華やかで心も弾みます!

今年の11月22日は、ぜひ日頃の感謝の気持ちを込めて、
奥様にお花を贈ってみてはいかがですか。
世の旦那様、お願いします!妻を代表して...。

(中川)

2013年10月17日

IFEX2013

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今年もこの時期がやってまいりました!

花業界アジア最大の商談展、国際フラワーEXPO(通称IFEX)が10月9〜11日まで幕張メッセにて開催されました。花き園芸に関わるありとあらゆる業者様が、国内外問わず一同に集まる一大イベントです。

あれもこれも!ご紹介したい商材が山ほどあるのですが、残念ながらすべてはご紹介しきれません、、、。入社2年目、まだまだ素人ですが自分なりに「お!」と感じた商材や面白いと思ったものを、ジャンルを問わず少しですがこのコーナーにてご紹介させていただきます。(※掲載写真は、各出展者様のご了承をいただいております。)


さて、先ず気になったのは切花延命剤を販売しているクリザール様のブース。最近注目度急上昇中のミラクルミストの紹介コーナーを発見!
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従来の前処理・後処理剤のように茎から吸い上げるタイプではなく、花自体にスプレー噴射して老化・ボトを防ぐというまさにミラクルなミストなのです!花保ちに課題のあるダリア出荷用に既に導入し始めた産地様もいらっしゃいます。中央の写真は噴射なし、右の写真は噴射ありの白ダリア。噴射なしのダリアの方が、変色が目立ちますね。個体差や品種による効果の違いは引き続き調査・改良中とのことです。今後の展開に乞うご期待!

では、次へ。
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巨大なトルコボールがどーんとお出迎え、種苗会社ミヨシ様のブースです。トルコギキョウのお勧め品種名を掛け軸に筆でひらがな書き。何て書いてあるのかな?と、思わず足を止めてしまいますよね。和モダンをテーマに、ナイスディスプレイ!じゃすにーほわいと、はぴねすほわいと、ろざりおぐりーん。和風にも洋風にもぴったりですね。いかがでしょう?

場内を歩いていると、誰かが呼んでいる、、、?振り返るとニコニコ笑顔、ミスタークリスマスローズの童仙房ナーセリー様。
写真真ん中、グリーンを基調とした根っこ付きブーケをあっ!という間にさささーっと作って下さいました。根っこの部分は毛糸を巻いてかわいらしく。このままの状態でも最低2週間はOK!というよりも、むしろ成長してしまう生きたブーケなのです!
右の写真は寄せ植えバーション。ポット単位で寄せるよりもミックスがしやすく、水コケで保水しているので成長しながら最低でも2ヶ月は余裕!可能性無限大。


続きまして。何やら視線を感じます、、、
なんだこりゃ?
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チーバくんでした。(平成19年生まれ)

千葉県出身、カーネーションで出来たチーバくん。
食いしん坊チーバくんの出っ腹部分は内房、ツーンとした鼻は野田市、ぺろーんと出した舌は市川市、浦安市辺りでしょうか?

チーバくんに別れを告げ、お次はこちら。
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南国の風を運んでくれるプルメリアを扱う志木フラワー様。
ご紹介するのは日本初上陸のピンクのパイナップルリリー。
近日中に発売開始です!何とも言えない甘い良い香りがしました。今後も香りにこだわった商材提案を進めていく予定とのことですので、次回商材もご期待下さいませ!

右の写真は、、、お尻?
吸い寄せられるように近づくと、「触ってください」とな。見た目の通りにざらざらと固いお尻。その正体はヤシの実。割れ目?の部分から芽が出るそうです、、、。流通量が少なく、滅多に実物にお目にかかれない代物なので触れる機会は希少とのこと。ありがたや。出展者はエクゾティックプランツ様。数十品種のパッションフラワーがメインの産地様です。

次は、みなさんもうご存知ですよね?
ショッキングピンクのフラワーバレンタインブースをご紹介。
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2013年のバレンタイン前は、当市場でもスタッフ一同ユニフォームに缶バッチをつけさせていただきました。2014年版はデザインも一新!気になったのは、お勧めバラの花言葉。情熱の赤・ファムファタールは『運命の人』、キュートなピンク色のモンシェリーは『愛しい人』、優しい淡いピンク色のサントワマミーは『あなたなしでは』という意味だそうです。深いです。男性からいただいたら思わず心臓バクバクですね。


来年のバレンタインに想いをはせていただいた後は、こちら。
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左:え?枯れてる、、、?
いえいえ。こちら、コプロスマのピンクステムという希少商材です。ピンクというか、ベージュというか、ブロンズのような色ですね。こちらの商材を扱うのは、ルクリア生産者の木立ガーデン様。各国から仕入れた希少商材を多数お持ちの産地様です。
中:多肉植物を素焼きのかえるちゃんに入れた商材など、女性が喜ぶアイテムを多数お持ちのグリーンショップマエハラ様。髪の毛が伸びる、大仏様をご紹介。どの顔がお好き?金色はなんだかとてもありがたいですね。お正月あたりにいかがでしょう?
右:近年人気のエアープランツ取り扱いの南紀グリーン様。少し分かりにくい写真で申し訳ないのですが、ぶら下がり型のミニエアプランツオーナメントです。かわいいですね。お部屋が華やぎます。お勧めのキセログラフィカは直径10cm~30cmまで各種取り揃えております!


そして。どうしても気になってしまった商材を。
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左:切れ味抜群!!!千吉様の剪定バサミ!既にお持ちの方もいらっしゃると思いますが、ギア式になっていて、硬くて太い枝でもほらこの通り。楽しすぎて何度も切り刻んでしまいました。枝物の取り扱いが増える秋口~春先には嬉しいアイテムですね。
中:これはかわいい!野良仕事作業着販売の、その名もNORA STYLE様!カラフルなアームカバー、フリフリがついた農園フードなど、おしゃれなデザインが勢ぞろい!イメージガールまで登場して、イメージ戦略効果抜群です。山ガールならぬ、NORAガールが世間を騒がす日も近い?!
右: こちら、歌う植物。石崎剣山様の生け花スピーカーです。写真は展示用の大きいタイプですが、ミニサイズが販売されています。剣山にさした植物に振動が伝わって音が流れる構造になっていて、実際に葉に触れるとぷるぷる震えているのが分かります。植物+音楽=癒されますね。

最後にご紹介するのは、安代りんどう様。
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注目すべきはこちら、新品種の恋紅!きれいな色ですね。ネーミングセンスも抜群です。こちらの鉢は、当社のみの限定出荷となっております。ご希望の方は園芸チームへ是非ともお問い合わせ下さいっ!

既存品種の切花も、少し紅葉が入って秋らしい渋い雰囲気に仕上がっています。引き続きご愛好下さいませ。

まだまだご紹介しきれていない商材が盛りだくさんのIFEX!今年を逃してしまった方は、是非来年足をお運び下さいね。

(文責:松井)

2013年10月 1日

かぼちゃ大市

【荷受編】
残暑も終わり、過ごしやすい季節になりました。もう場内の商品では、紅葉の物も入り始め、秋の訪れを感じます。皆様はどのような秋が好きでしょうか。私は、食欲の秋ですかね。街中では、栗やサツマイモやかぼちゃなどの季節食材を使った食べ物が増えてきました。

かぼちゃでも大田市場では食用ではないかぼちゃの入荷が毎年あります。今年で17回目となるかぼちゃ大市。このかぼちゃ大市があるたびに秋が来たと思われる方も少なくはないと思います。私も手に触れながら荷受け、荷捌きをしましたので、現場の目線から報告をしたいと思います。

かぼちゃの入荷は凡そ4,000ケースとなっています。

20131001_101.jpg20131001_102.jpg月形農協様の荷受けをし、ロット品を並べている様子です。
主な品種としてジャッグビー・クイックなどがありました。
月形農協様の箱は個性的で8角形の形をしています。
シールを貼るときも荷姿を台無しにしないよう気を付けています。

20131001_103.jpgこの写真は和寒町)北ひびき農協様のかぼちゃを荷受けし、ロット品を分けている様子です。和寒町)北ひびき農協様の品種は多品種で、オレンジブーやハロウィンなどがあります。多品種な故に入荷量もあるので、慎重に荷捌き荷受けを行います。北空知広域連様の品種では、オータムゴールドが半分以上を占めていました。今日、入荷量が最も多い大型産地です。

20131001_104.jpg20131001_105.jpg20131001_106.jpg最後に渡辺光男様、このかぼちゃは大変大きく荷受けが大変でした。大きい物だと三人がかりで持ち上げ、ホークリフトを使い荷受けを行いました。隣に大きな男性の社員を並べて撮った写真を見ればお判り頂けると思いますが、かなりの大きさがあります。

今年は例年と比べて気温が高く、生産に苦戦されたそうで、かぼちゃ大市の目玉である大玉も獣害等により少なめの出荷となりました。私自身がかぼちゃ大市は2回目ですが、去年よりも少なく感じました。

このように荷受けを行い、相対品などを整理し、セリの準備を行っています。大変な一大イベントでしたが、お客様に少しでもハロウィンを楽しんで頂けたら良いと思います。皆様も是非、かぼちゃを見ながらハロウィン楽しんでください。

【文責:斎藤(裕)】

【セリ編】
10月31日はハロウィンです!!
大田花きでは、9月30日(月)8時30分より、A・Bセリ台にて毎年恒例の「第17回かぼちゃ大市」が行われました。
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☆そもそもハロウィンとはどのような行事なのでしょうか?
カトリックの諸聖人を祭る「万聖節」の前夜祭。ハロウィンの由来は、古代ケルト族の秋の収穫感謝祭に起源があるとされています。古代ケルト族の1年の終わりは10月31日。この夜には死者の霊が親族を訪れたり、悪霊が降りて、作物や家畜を荒らすと信じられていたため、その悪霊を追い出す祭りとして行われ始めました。ハロウィンに仮装をするのは、家の廻りを徘徊する悪霊たちが、その姿を見て驚いて逃げるようにといわれています。

☆第17回かぼちゃ大市 セリの模様
毎年恒例となったせり人の仮装ですが、今年はというと・・・
「半沢直樹」と「あまちゃん」に扮したせり人達がセリ場を盛り上げてくれました!!
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1人では動かすことが出来ないような大きなサイズのかぼちゃ!!
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小さなサイズでも、オレンジだけでなく、白や緑、縞々、きのこ型、UFO型など、色や形は様々!!
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普段は目にすることが少ない面白いかぼちゃ達に囲まれた今年のかぼちゃ大市も、大盛況のうちに終えることができました。

【文責:斎藤(香)】

2013年9月19日

秋のお彼岸

9月はイベントがたくさんあり、16日(月)は敬老の日、19日(木)は十五夜、20日(金)からは秋のお彼岸が始まります。

今年の秋のお彼岸の入りは9/20(金)明けが9/26(木)、秋分の日9/23が中日です。

彼岸はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である【此岸(しがん)】にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で「生死の海を渡って到達する悟りの世界」すなわち【「彼岸」(ひがん)】の境地へ到達することが出来るというものです。
彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間。この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたのです。


秋のお彼岸におすすめ商材をご紹介させて頂きます。

【りんどう】
20130920_001.jpgりんどうは日本の秋を代表する野草。近頃は盆・彼岸用にはブルー系品種、敬老の日のギフトやアレンジ用にはピンク系品種が人気です。

【フジバカマ】
20130920_002.jpgすっと伸びた茎の先端に房状に花を咲かせます。葉はやや細長く斑入り種も出回ります。写真は少しわかりづらいかもしれませんが、斑入りフジバカマピンクです。葉の縁に白く斑が入ります。他にも白、ピンク、青色などがあります。

【ケイトウ】
20130920_003.jpg黄色、赤、オレンジ、グリーン等カラフルで綺麗です。明るい色が欲しいときなどは是非お試し下さい。
またケイトウは鶏のトサカのような形をしているトサカケイトウ。花が球状でボリュームがある久留米ケイトウ。他にも槍ケイトウ、野ケイトウ等種類も豊富です。

【パニカム】
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【オミナエシ】
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【ワレモコウ】
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まだまだ秋のお彼岸向けの商材はたくさんあります。
ここでは紹介できなかったものもありますので、是非お近くのお店に行かれて色々な花材をお使いになってみてはいかがでしょうか。

また、19日は十五夜です。
十五夜(中秋の名月)は旧暦8月15日の月をさします。中秋とは秋の真ん中という意味で、昔は7月~9月が秋にあたるため、秋の真ん中である8月15日の十五夜に月見をする風習をいいます。この日は月を愛でて楽しむという行事のほかに、月に宿る神様に対して感謝を捧げる日でもあります。お月見をするようになった背景には、月の満ち欠けが暮らしや農作業に深くかかわっていたことがあげられます。収穫したもの、これから収穫するものに月を拝んで感謝し、お供えものをして祈りを捧げるようになったのです。 

お月見では、黄色のピンポンマムが月を、白のピンポンマムがうさぎや、お団子をイメージさせます。ススキ等と一緒にかざってみてはいかがでしょうか。
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秋のお彼岸の市場の様子です。
20130920_008.jpg     
夜中の市場内は各産地よりご出荷頂いた商品で溢れています。
右の写真は、通称荷受と呼ばれる、産地さんの商品をトラックから降ろしている様子です。ただ商品を台車に積んでいるだけでなく、台車ごとに産地、品目、品種、等級、入り数などを分けて積んでいます。これらのことをすることによって、少しでも早くお花屋さんのお手元に届けることが出来ます。

300~400c/s以上出荷のある産地さんもいらっしゃるので、台車を10台ぐらい用意し、二人がかりで商品を降ろすのに1時間以上かかってしまうこともあります。お彼岸のような物日では、お昼からすべての商品の入荷が終わるまで12時間以上は荷受をしています。

9月は敬老の日、十五夜、お彼岸等イベントが続きます。お花をお使いいただける機会も多いです。この時期だけのお花もありますので、是非お近くの花店などに立ち寄って頂き、お彼岸の花を選んでみてはいかがでしょうか。


(文責 桜畑)

2013年9月10日

日本産花き展示会@台北

2013年8月28日から8月30日までの3日間、台湾・台北で日本産花きの展示会を行いました。

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弊社は、「アジア花き輸出拡大協議会」という協議会に属しており、農林水産省の補助を頂きながら、日本産花きの輸出拡大に取り組んでいます。

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今回の展示会会場は、台北花市場の場内仲卸業者の1ブースであり、約2.5坪の小さなスペースでしたが、3日間の会期中、常に来場者があり盛況でした。

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来場者の半分程は地元のお花屋さんで、日本産花きの品質、色の鮮やかさ、ユニークさ(日本の生産者の方々のこだわり)に驚かれていました。

ご協力頂きました生産者の方々、大変ありがとうございました。

(加藤)

2013年7月14日

新盆

今年もまた、お盆の季節となりましたね。
今回は、新盆の市場の様子についてご紹介致します。

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ハス市も終わり、いよいよお盆です。只今、新盆前の大田市場花き部は、切り花で溢れています。新盆の入荷量は、当社の年間入荷量のベスト5に入ります。今年の入荷量は8・10・12日がピークで、それぞれ50,000ケースを超える入荷となりました。

そもそも新盆とは、7月15日を中心に先祖の霊を迎えて供養する行事で、仏教から生まれた日本独特の行事です。

お盆にピッタリのオススメ花材についてご紹介致します。

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【ホウズキ】
やはりお盆といえばホウズキ。
小さな袋にあたかも精霊が宿っているかのようであり、またご先祖様の提灯として、お盆の雰囲気には欠かせないアイテム。

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【ミソハギ】
お盆の花としては有名。
仏壇などに供えられる赤紫色の花です。
精霊花・仏様花・盆花とも言われており、この花を飾ることで汚れを祓うとことができると言われています。

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【ハス】
ハスは、お盆には欠かせないアイテムです。
7月盆~8月盆の頃が花盛りであることからお盆に使われる一つの理由とされています

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【リンドウ】
「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉から、
お盆の花として使われるという一説があります。
お盆商材だけではなく、花束・アレンジとしてもピッタリです。

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【クルクマ】
お盆には関係ないように思えますが、お盆とちょうど時期が合うこと、また色み・咲き方がハスに似ていることから、ハスの代わりに使用されることが多くなっています。

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【リヤトリス】
まっすぐなラインが特徴的。
上の花から順番に開花していきます。
夏場の花材としてもオススメです。

【スターチス】
スターチスもお盆にお供えする花束によく使われますね。
紫の発色も良く、お盆の暑い季節にも花持ちが良く、オススメです。 


市場もお盆で盛り上がっていますが、町のお花屋さんの店頭にもお盆のお花がキレイに並べてあります。
家族揃ってお墓参りに行く際・自宅でご先祖様をお迎えする際には、是非お近くのお花屋さんでお盆のお花を手に取ってみてはいかがでしょうか。

(田中(翔))

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