〜ヨーロッパで愛された真珠のようにピュアな花〜
英名「マーガレット」は、ギリシャ語のマルガリーテス(真珠)に由来します。
原産はアフリカ西北方のカナリア諸島やマディーラ地方で原種は23種ほどあるとされています。
フランスが最も熱心に品種改良に努力したこともあり「パリス・デージー」(フランスではマーガレットといえばフランスギクを指す)とも呼ばれるようになりました。
〜ヨーロッパ発 元祖・恋占いの花〜
ヨーロッパ の女の子たちは、マーガレットで恋占いをしました。
好き、きらい、好き・・・と花びらを一枚ずつちぎり、最後の1枚が”好き”ならば恋が成就するというもの。
マーガレットが恋占いに使われるのは、花びらの枚数が奇数か偶数か一定でないため結果が分からないから
なのだそう。マーガレットは語源の「真珠」や、楚々とした気品ある花姿から、女性の名前としてもポピュラーです。
古くは、イタリアのウンベルト1世の王妃マルゲリータ(英語名マーガレット)。心優しい女性で慈善事業を熱心に行ったため国民から慕われ、王妃の名にちなんで当時の国花をマーガレットにしたと伝えられています。
〜伊豆太陽とマーガレット〜
マーガレットが日本に最初に入ったのは明治末期です。
そのころは一重咲きの白花種と桃色種のみ、導入当時は温室で栽培されて冬の切り花として珍重されてきました。
昭和に入ってから無霧地帯での露地栽培で越冬・開花することが分かり、静岡県南伊豆地方では県の特産花きとして栽培がさかんになったといいます。伊豆半島では導入以来、改良育種が重ねられオリジナル品種が数多く作り出されました。
〜伊豆太陽 最新マーガレット情報〜
つねに新しい栽培法を勉強しながら、改良育種に取り組んでいます!
2006年11月に開かれたマーガレット研究会では、育種検討をはじめ今年の推奨品種のお披露目がありました。
お客様と市場のニーズに合ったマーガレットとは何か?を追求して新しい品種を生み出してゆきます。
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