お盆に欠かせない花・・・「蓮」。蓮が盆花の代表とされてきたのは7月から8月の蓮の開花期とお盆の時期が
うまく重なり合ったことが理由の一つであろうと言われています。
蓮はさまざまな種類があります。
花、実、そして葉。しかも葉にも2種類あり、開いた葉と巻いている葉があります。
蓮の花は精霊棚に飾ります。
開花するのが楽しみです♪
開葉は初物の農作物を供える
水の子の盛皿です
巻き葉はご飯を中にくるみ込んだり
炊き上がったご飯に混ぜハス飯に用います。
蓮は↑の実が蜂の巣に似ていることから
「ハチス」とも呼ばれているんです。
仏様のお座りになる台座を蓮華座(れんげざ)、極楽往生をとげたあと極楽にある蓮の葉の上に
生まれ変わることを蓮華化生(れんげけしょう)などと呼び、蓮は仏教のイメージの強い花。
しかし仏教だけでなく、蓮は世界中でさまざまな象徴として扱われています。
・ヒンドゥー教⇒命を宿す存在として現れた「はじまり」の花
・中国⇒美人の象徴
・エジプト⇒太陽神オシリスの花
・ギリシャ神話⇒ヘラクレスに捨てられ、ナイル川に身を投げて死んだニンフの肉体
などと解釈はそれぞれです。