大田花き 大田花きコーポレートサイトへ
 

« 効率だけが効率ではない | トップ | 精神的晴耕雨読 »

2006年5月22日

バラ切花のシェアは20%になるだろう

 第8回国際バラとガーデニングショウが所沢のインボイスSEIBUドームで開催されている。3万人以上の人たちが毎日来場しており、昨日は日曜日だったので、夫婦連れも大変多かった。ガーデニングの設定にしても、バラそのもののコンテストや販売にしても、とにかく品位を感じさせる。今求められているのは品位なのだ。歩くのもままならないほどの混み具合だが、展示物も売店もそれぞれも品位を感じさせるのはバラの魅力であろうか。
 花き業界においてバラの重要性がますます高まってきており、特に切花の中では金額ベースで20%のシェアに近づいてゆくと思われる。それは、来場者の年代層を東京ドームの世界ラン展と比べてきても明らかに若いことから裏付けられる。結婚式でもバラが多用されているが、地域一番店を目指す専門店の差別化品目として、バラを取り上げてもらいたいものである。そうすればその専門店はすてきな花屋さんとして、何十年に渡って地域の繁盛店になっていくに違いない。

投稿者 磯村信夫 : 2006年5月22日 00:00

Copyright(C) Ota Floriculture Auction Co.,Ltd.