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2006年7月31日

環境エネルギー政策が最大の関心事

先日ロシアで行なわれたサミットで省エネの数値目標が発表された。まさに新興国が経済発展をとげていく中でも、先進国は省エネ技術をもって新興国とともに経済発展と環境保全の同時発展を考えていかなければならない。このような既に常識的に二律背反と思われていることを取り組もうとすると、「それは無理だ」という声が聞こえそうだ。サービスの質を高めながらコストを落とすだとか、質を上げながらガソリンをたく量を少なくするだとか、いずれも「あちら立てればこちら立たず」だとすぐに人は判断してしまう。部分最適を考えると二律背反にいってしまうが、全体最適を考えるとそうはならないのも不思議だ。全体最適は消費者起点だとか、相手の立場に立ってだとかそういった言葉で表されるが、まさに今年の冬の花き生産は消費者が欲しい時期に農場全体を上手に作動させて、どのように効率的な生産にもっていくか、ここにポイントがある。今から秋冬季のエネルギー対策及び環境対策を練っておく必要がある。MPSはその目的を達成する強力な手段であるとの評価が高いと聞いている。

投稿者 磯村信夫 : 2006年7月31日 00:00

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