大田花き 大田花きコーポレートサイトへ
 

« 出口と同じくらい生産に重きが置かれる時代 | トップ | 今年の夏は価格を気にして »

2008年5月 5日

業界の元気はわたしたち一人一人の元気から

どうやって元気でいるかということはとても大切なことで、「口腹を養うは養の下なり、体躯を養うは養の中なり、心志を養うは養の最なり」という通り、この三つを心掛けていくのが肝要だと言いますが、実際は身体検査をしてみると要注意のところが誰でもあります。今日は私事ですが、小生がどうやって元気でいるかということをお話してみたいと思います。

まず食事ですが、人間は昔から獲物を取りに行ったり、農作業をしたりして身体を動かし、そして食事にありつけるという生活のリズムを長い間してきたと考えています。獲物を取りに行く交感神経を使い、収穫が終わってやれやれと食べて、副交感神経が働き、自律神経のバランスが取れてくるのです。ですから小生は朝食は一年中バナナと柑橘、昼は本当に軽く、夜にしっかり食べます。そして可能なら2時間経って、忙しくても1時間は食休みを入れて寝ます。これは小生が午後から夜、栄養吸収する時間帯。寝ている間細胞の取り換えなどホメオスタシス(恒常性)を利かせます。そして次の三分の一の朝から午前中が排せつやパワーの出力の時間帯だと考えているからです。ですから朝は果糖を中心に入れてできるだけ体の負担を少なくし、昼は眠くなるから少なめにと考えて実行しています。体躯については1日おきに歩いて会社に行っているのと、週2回ジムに行ったり、スキーや山に行ったり、とにかく運動を楽しんでいます。それから最も大切な心志で一番の養生は、月・水・金には未明に会社に来て、入荷したばかりの荷を見て歩くことです。ご出荷いただいたことに感謝の気持ちが湧いてくるし、荷主さんの期待に応えなくてはとやる気が出てきます。新品種を見つけたり、また○○さんは息子が帰ってきたから面積を増やしたなどのメッセージを読み取ったりすることが出来ます。トラックの運転手さんたちとも挨拶をしたりします。社員の人たちもそうですが、鮮度が命の花き産業は昼夜を問わずがんばっている元気な人たちに支えられています。その人たちからも元気をもらっています。こうして今年も第19週を迎えました。

元気のレベルを上げるには3つの丹田が大切だと思います。下丹田のへその下、自分の中心で自立を司る場所。中丹田は拝むときに思わずその場所で手を合わせるところ。胸襟や度量と言われている場所で、自分を取り巻く人やモノ、外とコミュニケーションをするところです。上丹田はひらめきや知恵などを司り、ヒンドゥー教の人も仏教のお釈迦様も額のそこに黒い印をほどこします。この3つが素直に働いていると人は輝きを増します。この3つがポイントであり、元気な人で、元気な組織は3つの丹田を大切にしています。あるいは無意識のうちに活性化させています。人は複利で良いことも悪いことも伝わります。エモーション(感情)はモーション(行動)に現れるから、だから理性でモーションから入ってエモーションをときに整えることが必要になります。そうすると周りがみんな元気になっていきます。いつもニコニコ副交感神経、やるぞやるぞと扁桃核です。

投稿者 磯村信夫 : 2008年5月 5日 00:00

Copyright(C) Ota Floriculture Auction Co.,Ltd.