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2012年2月20日
基準は潜在需要
昨日の上越湯沢地方は久し振りに晴れて絶好のスキー日和であった。
ワールドカップのモーグルで上村選手は今季復帰したのに2位になり、ファンを沸かせた。持ち前のスピードは衰えず、結婚して何か落ち着きを見せたように思う。
私は暇を見つけて冬はスキーに行っている。歳と共に衰えていくチャレンジ魂をこんなことではいけないと持続させ果敢にチャレンジし、さらに良い滑りがあるはずだと斜面やコンディションに合わせ、今年の課題を見つけてそれに向けて練習している。このことは、仕事をしていく上で良い影響を与えてくれているように思う。
今、来期に向けて予算を最終的に固める時期だが、事業計画予算を考えるとき成熟社会の日本において何が大切かというと、私は潜在需要に的を絞ることにしようと思いたった。切花、鉢物、或いは植木もそうだが、少子高齢化の日本にとって花と緑の潜在需要は多い。ますます潤いのある生活には花と緑の出番が多くなっていくことだろう。そして、事業計画を考える上での「潜在需要」とは、大田花きの事業において、どんな業態の小売店が伸び、どの会社・生産地が具体的に伸び、どの花が伸びていくか、可能性のある取引先との取引ではなく取り組みを行いサプライチェーンを形成していく。それも集中して行うことだ。中核市場としての役目を考えたとき、そして、首都圏の地域市場としての役目を考えて、大田花きは仲卸や地域市場と協業したり、地元であれば直接に、小さくても味があるその分野No,1のトップフローリストと花束加工業者・量販店の2つのカテゴリーに特化し、人・物・金・情報の投資を積極的に行う。そして、それによって自社の繁栄を勝取る。こうすることにした。
大切なのは、潜在需要でこれを具体的にこの世に生み出す。そういう創る仕事を来期徹底的にしてやっていきたいと思う。何事もチャレンジすることはワクワクするものだ。
投稿者 磯村信夫 : 2012年2月20日 12:06