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2014年1月 6日

人の若き頃の決心したこと

 2014年、第2週の今週から、平常の生産・消費活動となる。マンションのゴミ置き場で、宅配便により届けられた空ダンボールが目についたが、年末は最後まで、御節料理を届けるなど宅配業者が活躍していた。

 時間指定ができる宅配業者も時間に間に合わず、同系統の輸送会社が産地から荷を運んでくるのも延着となった。宅配便を事業にしているところは、これからもeコマースで大忙しとなり、花のように横積み厳禁だとか、水が入っているだとかいうものは、扱ってもらうのに一苦労する時代となっている。JFTDは再度花屋さんネットワークの業務に力を入れるときが来ており、再度ビジネスチャンスが来ていると私は見ている。

 12月の小売店の業績を聞いてみても経営者が若いところは、伸びている店が多い。中には、"父親の代の5倍の事業規模まで持って行く"と、頑張っている若き経営者もいる。もちろん若くても花の商売を甘く見て、荷を残しているところもある。概して言えば、団塊の世代以上の年齢の経営者は、縮小均衡だ。

 年末から正月にかけてつくづく思うことは、志のことだ。ファーストリテイリングの柳井氏や、ソフトバンクの孫氏とは比べものにならないかもしれないが、業績を伸ばしている小売店に共通するのは、"辛苦に遭逢するは一経に起こる"ということだ。色々と苦労するのは若い頃に立てた志によって定まった運命である。安倍総理もそうであろう。成功とはいうが、新たに苦労を買って出ているだけのことだ。
 その為には、特に若い力がどうしても必要だ。年老いても若き心が大切だ。こういう人たちは、花き業界に多くいる。この人たちと具体的に組んでサプライチェーンを作り、仕事をして行くことが大切だ。このことを正月に改めて思い、具体的に実行するプランをこれから練って行く。

投稿者 磯村信夫 : 2014年1月 6日 10:42

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