〜原産地と栽培の歴史〜
ストックは地中海地方原産のアブラナ科の植物で、 古代ギリシャやローマ時代では薬草として利用されていました。
16世紀ごろ香りの良い花として園芸化され、より華やかな八重咲き品種も栽培されるようになったといいます。
〜甘くスパイシーな香り〜
冬〜春を代表する芳香花、ストック。
ストックの香りはおしろい粉のように甘くパウダリーで、コショウのようにスパイシーな香り。
これはカーネーションと同じ香り成分「オイゲノール」が含まれているためです。
〜ストックの香りを生かすフレグランスブーケ〜
ストックのスパイシーな香りは、どのような花とも調和しやすくフレグランスブーケの香りを支える
ベースノート(ブーケの中で最後まで長く香りつづける花)の役割を持ちます。ストックの香りを生かした、お薦めのブーケレシピはこちらです!
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〜フローラルスパイシーのフレグランスブーケ
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チューベローズ、ミルラのバラの香りで覚醒効果を高めたフレグランスブーケです。
ストックをブーケに加えることで、甘くなりがちなチューベローズやバラの香りを爽やかに引き締め、ブーケ全体の香りをより厚みのあるものにしてくれます。
〜花材レシピ〜
・チューベローズ
・アンブリッジローズ(ミルラの香り)
・SPストック
・SPカーネーション
・ウイキョウ
・ライラック
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〜生花を楽しんだ後は・・・〜
ストックの花はドライフラワーになります!花色の濃いピンクカルテットなどは、特にドライフラワーとしておすすめです。
冬にに買ったストックを生花で楽しんだ後、一度逆さに吊るして自然乾燥に挑戦してみてはいかがでしょうか。
風通しの良い場所で1ヶ月間ほどしっかり乾燥させるのがコツ、ドライになったら小花を摘んでポプリとして活用することも出来ます。
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