大王松 〜平安時代から続く松の文化〜
年のはじめに松を飾る風習は、平安時代から始まったと言われます。
五穀を守る年神様を迎えるための目印として、門松や松飾として大切に
扱われてきました。
常緑で生命感にあふれる松は、健康と長寿の象徴です。
【大王松(だいおうしょう)】
一枝から束になって伸びる、まっすぐな長い松葉。
他の松には無い、ダイナミックさと力強い存在感が魅力的です。
京都では一番よく使われるという大王松。松は昔ながらの伝統的な
お正月花材ですが、モダンで現代的なアレンジにも良く合う造形を
持っています。緑すがしい葉と、力強い枝ぶりを生かして
【松の扱い方】
茎の根元を割り、または削って水上げを促します。
松ヤニは水を汚すもとになるので、切り口をアルコールに浸して
取り除きましょう!
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