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2007年 謹賀新年〜花で迎えるお正月〜

 

 

 

2007年 謹賀新年

謹しんで

新春のお慶びを

申し上げます。

 

新しい年が巡ってまいりました。

気持ちも新たに

縁起の良い松とおめでたい紅白の花が新年のショーケースに

福を呼びます!

 

 

 
   

伝統的な花文化を生ける

 

大王松 〜平安時代から続く松の文化〜

 

年のはじめに松を飾る風習は、平安時代から始まったと言われます。

五穀を守る年神様を迎えるための目印として、門松や松飾として大切に

扱われてきました。

常緑で生命感にあふれる松は、健康と長寿の象徴です。

【大王松(だいおうしょう)】

一枝から束になって伸びる、まっすぐな長い松葉。

他の松には無い、ダイナミックさと力強い存在感が魅力的です。

京都では一番よく使われるという大王松。松は昔ながらの伝統的な

お正月花材ですが、モダンで現代的なアレンジにも良く合う造形を

持っています。緑すがしい葉と、力強い枝ぶりを生かして

【松の扱い方】

茎の根元を割り、または削って水上げを促します。

松ヤニは水を汚すもとになるので、切り口をアルコールに浸して

取り除きましょう!

 

根引き松〜古くから知られる元祖・門松〜

 

根っこごと引き抜かれた松を、根引き松と呼びます。

門松はもともと「根引き松」と言って、苗木を根から

引き抜いて飾っていたといいます。

昔は木の梢などに神が宿ると考えられており

これを飾る事によって幸せが訪れるとされていました。

根引き松は、京都では松飾りとしておなじみ。白い和紙を巻いて根元を水引でしばったものを玄関先に飾り、福を呼び込みます。

 

南天 〜難を転じて、福となす〜

 

 

【南天(天実)】

江戸時代の頃からお正月には実のなる植物が使われました。

冬の寒さの中でも鮮やかな実をつけ、長期間楽しめる園芸植物として

実物が重宝されたといいます。

南天はその名を”難を転じて”と音読することから、縁起の良い植物として

古くから家の”鬼門”に当たる方角に植えられました。南天の葉はおせち料理の飾りや食品の防腐に、実はアルカロイドを含み咳止め薬になります。葉は

南天葉(なんてんよう)という生薬で健胃、解熱、鎮咳などの作用があるとされ漢方薬として用いられてきました。
南天のエキスや生薬が入ったのど飴があるのは、皆様ご存知の通りです!

南天で難を転じて・・”福と為す”福寿草とあわせて飾るのが

吉祥とされています。

 

【南天の扱い方】

実が落ちやすいので、実付きのしっかりしたものを選び丁寧に扱うこと。

葉の水下がりには湯上げで対処を!

 

 

〜「四君子の雄」と呼ばれた高貴な花〜

【シンビジューム 「飛燕(ひえん)」】

中国では、ランは四君子(蘭・菊・梅・竹)の中の雄として尊ばれてきました。

ランは「蘭有国香」といい、孔子はランによって悟りを拓いたという故事が残されています。近年、シンビジュームは茶色系などシックな色合いの品種や

野趣あふれる色彩をもつ原種系品種も人気です。

【シンビジュームの扱い方】

水切りで十分に水上げします。次々と花を咲かせ、長いものでは

1ヶ月程度花持ちするものもあります。

茶系の品種も人気!

 
 
おめでたい紅白の花を生ける
 

紅 〜慶び、邪気を払う色〜

 

【グロリオサ 「ロイヤル」】

大きく反り返った赤い炎のような花を持つグロリオサ。
鮮やかな紅とインパクトのある花姿は、新年を祝う花としても
良く使われます。グロリオサはユリ科です。

花粉が衣服に着くと落ちにくいので、取り除くことをおすすめします。

【ダリア】

主役級の存在感を放つ、大輪ダリア。

2006年度のフラワーオブザイヤーOTAのオータムチャンピオンでは「黒蝶」と

「砂漠」がランクインしました。和にも洋にも合う豪華な花姿は、お正月のアレンジに映えます。

「黒蝶」  「砂漠」

 

 

 

アマリリス           ユーチャリス

白 〜清浄、神聖、心を清める色〜

 

 

【アマリリス 「クリスマスギフト」】

長く伸びた茎に大きな花を咲かせるアマリリス。

その直線的なフォルムは、都会的な建物、モダンな

インテリアに良く合う花として近年需要が高まっています。

 

【ユーチャリス】

別名アマゾンリリー、ギボウシズイセンとも呼ばれます。
スイセンのような花に、ギボウシのような葉をつける
ヒガンバナ科の球根植物です。純白で気品のある姿は

ブライダルにも人気が高い花。

ヒヤシンスに似た甘く爽やかな香りもお楽しみください!

 
他にもたくさんあります!お正月にまつわる植物
 

赤実

黄実

千両 〜あっぱれ!千両、万両、有り通し〜

【千両】 センリョウ科 センリョウ属


正月用の代表的な縁起木で別名クササンゴともいいます。

「万両」とともにお金にたとえて呼ばれる縁起の良い実物です。

根を砕いて繊維を出して水上げを良くするか、切り口を焼くと

下葉も良く上がり1ヶ月ほど保ちます。
枝を生けるときは、縁起物なので上を向けて生けましょう。

2006年年末、大田花きでは千両市が行われました。→歳時報告はコチラ

水仙 〜寒中に香る日本水仙〜

【日本水仙】 ヒガンバナ科 スイセン属

日本水仙は、室町時代に地中海地方から中国を経て日本にやって来ました。
中国では古くから新春縁起の植物として、 梅花、つばき、水仙は年頭の

三種の縁起、瑞祥植物として欠かせないものでした。

水分を多く含む球根植物なので、水上げは特に必要ありません。

越前海岸は日本水仙の日本3大産地のひとつです。

 
 
 
 
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