ガ―べラはキク科の多年草。
南アフリカに自生する燈赤色の小さなキク(G. jamesonii)を19世紀末にイギリスの採集家ジェイムソン氏が持ち帰りこの花を王立植物園キューガーデンに贈ったことが、ガーベラの起源となりました。
日本に渡来したのは大正初期頃で、当時はその花の姿から「花車」とか「花千本槍」と呼ばれていました。
ガーベラの営利栽培が始まったのは今から35年ほど前で当時は実生での栽培だったといいます。
近年はメリクロン(組織培養技術)がガーベラ苗の大量生産を可能にし、広く栽培されています。