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11/27〜12/9                      グリーンウィングス ←リンク→ (株)大谷商会

 

全農大分を代表する3つの産地から、スイートピーをご紹介いたします。 

 
   

大分県は県北から県南まで、くにさき西部、佐伯豊南、ぶんご大野の3産地でスイートピーを

栽培しています。スイートピーは「太陽の子」と呼ばれるほどたくさんの日光を必要とする花。大分県では昼間の日照時間が長く恵まれた気候を生かし特色ある各産地で個性豊かな品種を栽培しています。

毎年11月中下旬より関東や関西を中心に出荷しており、今年は800万本ほどの出荷を見込んでいます。

 

全農大分園芸部HPより転載させていただきました。

                                           ↑クリックでリンクします!    

 

スイートピー出荷期

11月 12月

1月

2月 3月
         
 
   
マメ科のアイドル ”スイートピー”  
   
〜とってもデリケートな花〜  
   

華奢な茎に蝶が舞うような花姿そこが魅力のスイートピーですが

ご覧の通りとてもデリケートで、栽培にもとりわけ多くの手間と時間がかかる花です。

開花は天気に大きく左右され、晴天下での長い日照時間が必要。

曇天や夜温が十分に下がらない天候が続くと、しっかりした花が出来ず、せっかく咲いた花が落ちてしまうことも。

ツル性植物なのでツルの管理も日々欠かせず、採花はもっとも時間のかかる大事な作業。

1本ずつていねいに、手作業で摘んでゆきます。

花きの中では最も労働集約型の品目で、10アール当たりの投下労働時間は何と4423時間にも

のぼるといわれています。

大分県産地では、1本1本手作業で選別を行い栽培から出荷までていねいな仕事を心がけています。
1本1本、大切に扱ってあげてくださいね!

 
   

〜ヨーロッパ生まれ〜

 
   

スイートピーの歴史は・・・

1600年、カトリックの僧で植物研究家のフランシス・クパニ
イタリアのシシリー島に自生していた原種スイートピーを発見したことに始まります。
後に、イギリス、オランダなどヨーロッパを中心に品種改良が進みました。
花色の豊富さと香りの素晴らしさから一大ブームを巻き起こし多くの愛好家を生んだといいます。

 
   
〜日本の改良技術は世界一〜  
   
日本のスイートピー栽培は大正時代に、神奈川県横須賀市で始まりました。
1株からたくさんの花が採れるマメ科で、花が軽いため輸送コストが
あまりかからないことなど、利点を生かして日本でも栽培が定着してゆきます。
品種改良を繰り返し、豊富な花色4P(4輪付き)のスイートピーを生み出す
うちに、いつしか本家ヨーロッパをしのぐ改良技術を持つようになりました!
佐伯豊南農協は染色技術に優れた産地でもあります。

   
〜歴史に残るスイートピー・ブーム〜  
   
20世紀初頭、ヨーロッパはスイートピー・ブームでした。
いくつかのエピソードをご紹介しましょう!

イギリスのエドワード王朝のアレクサンドラ王妃は スイートピーが大のお気に入りで

ベッドルームから食卓の上、ドレスにまで飾り付けて毎日楽しんだのだそう・・・驚くべきスイートピー・ライフ!

1900年にはイギリス クリスタルパレスでイートピー大展示会が開催されたことを機に

スイートピーは人々の注目の的、話題の花になりました。

1911年、ジョージ5世の戴冠式ではスイートピーが「戴冠式公花」に選ばれ 国際的な花として

広く知られるようになったといいます。
当時、パーティーのテーブルを飾る花といえばスイートピーというくらい、 ごひいきにされていた

愛らしい花なのです。
今もなおヨーロッパではバレンタインに贈る花として根強い人気があるのだそう。
日本史上で一番印象に残るスイートピーは・・・
1982年にヒットした松田聖子の「赤いスイートピー」でしょうか?
赤いスイートピーをお探しの方は、くにさき西部農協の「スーパースカーレット」をどうぞ!

   
〜スイートピーを楽しむコツ〜  
   

花言葉

スイートピーは開花時期も春咲き、夏咲き、冬咲きと3系統あるため1年中手に入るようになりました。
旬は初春で、3月の誕生花でもあります。 花言葉は「門出」、卒業式や入学式にピッタリな

メッセージ性も秘めています。

リッチに飾る

縦一列に並ぶ花序を生かしたアレンジメントにオススメ。
もしくは単品で、贅沢に豪快に!ボリュームたっぷりの束を花瓶に飾ると スイートピーのフリル感が

より引き立きます。
ヨーロッパではベッドルームに飾る花として有名、 枕もとの甘い香りにリラックス効果も期待できそうですね。
くにさき西部の「アーリーラベンダー」は特に香りが強くオススメの芳香品種です。

香る

スイートピーは英語で「香りの良いエンドウマメ」という意味です。

日本では「麝香(じゃこう)えんどう」とも呼ばれ香りの良い花として古くから知られてきました。

スイートピーは柑橘系のフルーツを思わせるフレッシュグリーンの香り。

食べる

かつて優雅なスイートピー・ライフを送ったというイギリスのアレクサンドラ王妃はご存知だったでしょうか??

スイートピーの花は何と、食用(エディブルフラワー)にもなります!
柔らかな花弁は香りも良く、サラダやスープ、塩漬けなど料理方法はさまざま。
ぜひ、食用スイートピーもお試しください。

 

 

くにさき西部農協

 
   

大輪の花が密に付く花序で、ボリューム感のある夏咲き品種。くにさき西部農協は全農大分で唯一、夏咲き品種を栽培しています。

秋〜冬の季節は落ち着いた花色の「ブラウン」、クリスマスには赤いスイートピー「スーパースカーレット」

特に香りの良い「アーリーラベンダー」もオススメ品種です。

   
ブラウン
スーパースカーレット
ハートオレンジ
オレンジ

イエロー フレッシュアップル アンティークMIX ハーモニーMIX
アーリーラベンダー ファスト ブルームーン ステラ
  
ミセスシンデレラ なつこ パールピンク バージンロード
スーパーローズ ダイアナ ピュアハート
 
佐伯豊南農協  
   

佐伯豊南農協は染色技術に優れ、染めスイートピーに力を入れています。

「カフェ」「サタン」はクリスマスならでは使いたい染めスイートピー。

深みのある発色が鮮やかな「ネイビーブルー」は秋〜冬に人気があります。

   
ワインレッド ワインブルー ルビー ネイビーブルー
インディゴ カフェ ソニア サタン
ソフトブルー ソフトグリーン マドンア ピュア

ボルドー

 
ぶんご大野 大野支所  
   

ぶんご大野では高品質のスイートピーにこだわり、各品種とも丁寧に作り込み出荷しています。

天然色では作ることが難しいと言われるイエロー系品種ですが「ピュアオレンジ」は染めていない

天然色の品種です。

   
ピュアオレンジ ムーンライトキス 初恋 さくら
桃子 スーパーローズ フレッシュパープル ブルーエンゼル
 
   
   
 
 
 
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