チューリップが日本に伝わったのは文久年間(1860年代)、江戸時代末期でした。
大正時代以降に球根をオランダから導入して、本格的な栽培が始められたとのことです。
日本の風土には適さないと言われていたチューリップを、新潟県三島郡来迎寺(現在の越路町)の
水島義郎氏が育て、見事な花を咲かせたことがはじまり・・・
東京で開催された博覧会にも参考出品され、新潟チューリップと
水島氏の名は全国に知れ渡ったのでした!
大正6年5月の記録には
「至る所の花戸(かこ)、ハイアシンス、早咲のテウリプ、アネモネなど盛りなり」
とあり、チューリップが商業的に栽培され始めていたことが分かります。
昔は高級切花だった!?
労働者の1日の賃金が10銭〜20銭という大正時代に、チューリップの切花は1本5銭という
高値で売れたのだとか!今ではお手頃価格で楽しむことが出来るようになりました。
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