日本のお正月を支える生産者
塩入勝峰(茨城県鹿島市)
JA遠州中央
正月花材の中で欠かせない松は、松竹梅の言葉にあるように慶事の象徴とされている。
松といえば若松や門松などが連想されるが、茨城県鹿島市の塩入勝峰さんが作る松は一本一本
こだわりを持って作られ、なかでも福来根引き松は曲(きょく)にこだわっている。
鶴首のような曲がいちばんの特徴で、出荷時期は12月のみ。
福来根引き松の名前の由来は、縁起物として福が来るようにと願いを込めて塩入さんがネーミング。
出荷されるまでは実生のため、はやくて5〜6年は掛かる。
産地の茨城県鹿島市では多くの松を生産しているが、なかでも塩入さんの松は葉の締まりが良い。
栽培から選別・出荷にいたるまで一切妥協することなく、とにかく変わった品種や他産地にはない物、
良い物をつくりたいとの一心で生産している。
福来根引き松以外にも福来三光松、宮島五葉松、根岸五葉松、蛇の目松、乙女根引き松など
こだわりの松から、ナタ切り、三光松、ハリ苔、根引き松などのメジャー品種まで取り揃えている。
(出典:フローリスト 2009年1月号より)
◇展示品種◇
【根引松 塩入勝峰】 【福来三光(根引) 塩入勝峰】 【乙女松(根引) 塩入勝峰】
定番の根引松は、しなやかな枝振りが 福を招くような格好から名付けられました。 葉が柔らかく、女性のようなしなやかさです。
特徴です。
【宮島五葉松(根引) 塩入勝峰】 【蛇の目松(根引) 塩入勝峰】 【大王松 JA遠州中央】
今年の松大市は、
12月13日(日)です。
どうぞよろしくお願い致します。 |