皆様、お彼岸の準備はもうお済みでしょうか?
秋の彼岸は毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日合計7日間をさします。
それぞれの初日を「彼岸入り」終日を「彼岸明け」と言い、秋分の日を「お中日」と言います。
2007年の秋のお彼岸は 彼岸入り :9月20日(木) お中日 :9月23日(日) 彼岸明け :9月26日(水)
「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多」から来たものと言われ、
煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で、
「悟りの世界」すなわち「彼岸」の境地へ到達することができるというものです。
太陽が真東から上がって真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる秋分の日を挟んだ7日間を「彼岸」と呼び、
この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことができると考えられていたのです。
たくさんの荷物が入荷しました!
今年もお彼岸需要に向けて、とてもたくさんの荷物をご出荷いただきました。
こちらは地下にある品物を地上へと上げている様子です。
台車いっぱいに積まれた荷物はスロープを途切れることなく上がっていきます。
ここ最近は秋の彼岸に供える仏花が華やかになっています。 これまでお彼岸といえば白や黄色の一輪咲きの菊が定番でしたが、 青やピンク、紫などの鮮やかな花も徐々に需要が増えています。
また品種もケイトウやテッポウユリ、またコスモスやワレモコウなど
秋の花材も含め幅が広がり浸透しています。
早速今回も人気のお花をご紹介いたします。
ケイトウ
鶏のとさかに似ているため鶏頭という名前になったことは有名です。
英語でも鶏のとさかという意味で「cocks-comb」と呼ばれるそうです。
テッポウユリ
通常のユリとは異なり横向きに咲く、白が美しい花です。
花の形が筒状で鉄砲の形に 似ていることから命名されました。
コスモス
コスモスはギリシャ語で「美しい」や「飾り」の意味です。
原産地はメキシコですが品種改良は日本で行われています。
日本に渡ってきたころは「あきざくら」と呼ばれていたことから、今でも漢字で「秋桜」と書かれます。
ワレモコウ
秋らしいダークな赤色、丸い形が特徴的な花です。
和の雰囲気をもつため、仏花にも合わせやすいお花です。
キリン草
紫式部