7月11日 ハス市/7月盆 |
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皆様はお盆の準備はお済みでしょうか?
「お盆って8月では・・・?」 と7月のお盆にあまり馴染みのない方もいらっしゃるかと思います。
現在の日本には旧暦7月15日、新暦7月15日、月遅れの新暦8月15日と
3つの異なる「お盆」の時期が見られます。
7月盆は毎年新暦の7月15日頃で、東京、神奈川などが中心です。
そのため東京盆などとも呼ばれています。
7月13日が「盆迎え火」、15日が「盆」、16日が「盆送り火」です。
そこで!今回は7月11日に大田花きで行なわれましたハス市の様子、
そしてお盆商材をご紹介していきたいと思います。 |
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お盆とは? |
お盆とは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」のことで、略してお盆と言います。
盂蘭盆とは、サンスクリット語の"ウラバンナ”を音訳したもので、「地獄や餓鬼道に落ちて、逆さづりにされ苦しんでいる」という意味だそう。
そのために供養として、先祖やなくなった人たちが苦しむことなく成仏してくれるようにと、私たち子孫が報恩の供養をするときなのです。 |
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お盆と言えばハス! |
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ハスは近年、お盆には欠かせない花となっています。
ハスが盆花の代表とされてきたのは7月から8月の蓮の開花期とお盆の時期が
うまく重なり合ったことが理由の一つであろうと言われています。
ハスは実の入った花床(花中央の黄色部分)に穴があいており、
それが蜂の巣に似ていることから「蜂巣(はちす)」の略でハスと呼ばれます。
また、 漢字の「蓮」は、漢名で種子が連なってつくことからとそう言われます。
←市場に集まったハスたち。 |
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ハスの花、ハスの葉、ハスの台 |
ハスと一括りで言っていますが、実はハス市で売られるハスは花、葉っぱ(巻葉、開葉)、ハス台があります! |
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ハスの花:盆棚(精霊棚)にお供えします。 |
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透き通ったピンクがキレイ♪ |
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このようにダンボールに入り入荷してきます。 |
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セリにかけられる直前のハス花。 |
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ハスの葉(開葉):開いている状態の葉。初物の農作物を供える水の子の盛皿です
ハスの葉(巻葉):巻いている葉。ハス飯に用います。 |
紐を解いてみると・・・ |
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開くとこのような形!サイズもいろいろです。 |
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くるくるっと巻かれているものがこちら! |
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蓮台:花が咲いた後の真中の部分。ふつう仏様はこの台に座っています。 |
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本当に蜂の巣みたいですね! |
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並んだたくさんの蓮台。 |
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茎にもこんな穴を発見! |
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こちらがセリの模様!! |
ハス市は8時30分頃より、C・Dセリ台にて行なわれました。
主産地は石川、京都、愛知。暖冬で日照量多く、各産地順調!
昨年に比べ、花は若干の微増でしたが、蓮台は少し減少。
質も良く、特に今年は葉の状態がとても良いものでした!
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Cセリ台の様子 |
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Dセリ台の様子 |
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他にもお盆商材いろいろ! |
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ミソハギ |
「みそぎはぎ」を略したもの。水を注いで悪魔を払う「みそぎ」+「萩」の意味。
地域により、新盆にミソハギの枝を水に浸し、仏前の供物にみそぎをします。
別名は 「盆花(ぼんばな)」 、「精霊花(ショウリョウバナ)」 です。
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オミナエシ |
オミナエシもお盆の代表的な花の一つ。秋の七草の一つでもあります。
「おみな」は「女」の意、 「えし」は古語の「へし(圧)」で、 美女を圧倒する美しさから名付けられました。
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キキョウ |
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キキョウもお盆のお花。そしてオミナエシと同様に秋の七草の一つです。
つぼみは花びら同士が風船のようにぴたりとつながっているため、英語ではBalloon flower。
花はかわいらしい★型。今が旬の植物です。
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ほおずき |
ほおずきは漢字で鬼灯と書きます。
これはお盆にご先祖様をお迎えする際、精霊は提灯の火を頼りに集まると言われることから、
迷わないように、このほおずきを提灯に見たててお盆に飾るようになったそうです。
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スターチス |
スターチスもお盆にお供えする花束によく使われています。 スターチスの紫はお釈迦様の座禅の足を意味しており、昔は仏様や位の高い人にしか使いませんでしたが、
亡くなった人へのお供えには紫のスターチスを入れるようになったというお話もあるようです。 |
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リンドウ、ケイトウ |
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リンドウやケイトウはお盆やお彼岸などの供花として人気の和花。、
現在ではどちらもアレンジメントや花束などで幅広く使われています。
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クルクマ |
お盆の花というものではないですが、この季節にオススメの花です。 お盆の花と合わせてぜひお使いください! |
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ぜひ今回ご紹介したお花をお盆の供花にお使いくださいませ。 |
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