3月3日はひなまつりです。
ひなまつりは上巳(じょうし)の節句とも言われ、江戸時代に制定された年中行事である「五節句」の一つです。
上巳の3月3日はちょうど桃が咲く時期ということで桃の節句とも呼ばれるようになりました。
桃を飾るようになったのは、桃の花の明るさが冬の暗さを追い払ってくれること、
また桃の香気が邪気を払うといわれており鬼門除けに桃の木を植えるようになったそうです。
枝に沿ってびっしりと花をつけます。
市場に入ってくるものはつぼみの状態です。
満開になるのが楽しみです♪
このような荷姿で市場に 入荷してきます。
中もしっかりとビニールテープで
まとめてあります。
こちらは1m90cmもある桃です。
人間と並んでみるとこの通り!
桃という名前は、実が赤いところから
「もえみ(燃実)」と呼ばれ、それが変化して
「もも」になったと言われているそうです。
暖冬の影響で前進開花だった本年の桃は、
早く咲いたところに寒さが当たってしまったことが
原因で、花色の悪いものがありました。
また今年は裏作だったことから、
数量は昨年に比べ、一割程少なめとなりました。
相場的には、ものにより価格の上下はあるものの、
短いものに関しては全体的に前年に対し
一割程減となりました。
しかしながら、
長い2mクラスのものは出来が良かったこともあり、
例年より高めの価格での取引となりました。
セリの様子です。
ひなまつりのひし餅は、ピンク・緑・白が重なりあっていますが
それぞれの色に意味があるんです!
ちなみにひしもちの「ひし」は女の子をあらわすそうです!
こちら
ピンク・・・桃の花
緑・・・草萌える大地
白・・・雪の純白
和歌山の菜の花。
和歌山は竜巻の影響で曲がりが発生しているものも多少ありますが素晴らしい菜の花です。
鴨川・安房の菜の花!
安房の箱には「咲きながら伸びる出世花」と
キャッチコピーが箱に書かれています。
桃と菜の花を飾って、ぜひ楽しいひなまつりをお過ごしください♪
3月5日(月)、大田花きでは初の「ミモザ市」を開催いたします。
開催に合わせ、本日のセリ前提案では枝物チームより、ミモザの紹介がありました。
イタリアでは3月8日は“Festa della donna(フェスタデラドンナ)”と呼ばれる女性の日です。
これは特別な日で、男性が日ごろお世話になっている奥様、母親、職場の女性などへミモザを贈る日となっています。
そのためこの日は「ミモザの日」とも呼ばれます。
ミモザは愛と幸福を呼ぶと言われているんです!
ミモザをもらった女性は幸せになれると言われています。
鮮やかな黄色が美しいアカシアをぜひ飾ってください。