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歳時報告トップ>千両、苔松・苔梅市 

 12月21日 千両、苔松・苔梅市

 

 大田花きでは先週の松市に続き、12月21日千両、苔梅・苔松市を行いました。

 
 
 千両、苔松・苔梅市“前日” 〜荷受け〜
 

 千両の荷受けです!商品は前日の午前中から次々と到着してきます。

         
 ↓荷受けと同時に、場内では今年の千両の品質チェックが行われます。
       
 
 
 続いて苔松・苔梅の荷受です。

 生産者の皆様からの送り状と実際の商品があっているかどうかを確認しながらトラックから下ろします。

 それに商品番号を示すシールを貼り付けます。

 苔松や苔梅には1本1本札をつけて、それにシールを貼ります。

           
       
         
 
 
 千両と苔松・苔梅

 千両

 その名前の縁起の良さからお正月に使われるようになったそうです。

 “富と財産の象徴”と言われており、

 さらに赤い実は“不浄なものを清める”と言われることから

 魔除けのためにもお正月の飾りと親しまれています。

 

 

     
 
 

 

苔松・苔梅

名前の通り苔のついた松・梅のことです。

正月の縁起物の生花としてホテルやデパートその他のお店など、また活け花などにもよく使われます。

苔は古い木に多く、また酸性の樹皮を好む傾向があります。

また「苔が多くつく」ことは、「その場所の大気環境が良好である」という証拠になるそうで、

環境の変化にも弱いため大気汚染が進むと発生しなくなる種類もあります。

つまり、一定の条件でしか取ることのできないとても貴重なものなのです!

 

   

 

 
 
 千両、苔松・苔梅市当日

 セリ前、担当者より本日の千両、苔松・苔梅の入荷状況、作付けについて説明しています。

 

     
 
 約600席ある買参席は今回もほぼ満席となりました。買参人の皆様ありがとうございます。

 

       
 
 千両市
         
       
         
 
 

 

 

千両

本年の千両の取扱量は約950,000本となりました。
本年は千両の表年だったため実成りも良く、
また、台風等の被害もなかったことから

各産地順調な生育を見せ、
上位等級を中心に出荷量が増加しました。

   
 
 
 苔松・苔梅市
 

 千両市の後、セリ人の前のローラーが素早く取り払われ、引き続き苔松・苔梅市が始まりました。

 松や梅などの枝物は、商品一つ一つにご購入されたお客様の番号シールを貼ります。

         
   

←生産者の長谷川様です。

ご自身がご出荷された立派な苔松を自らディスプレイしてくださいました。

 

 

 
         
       
 
 

 

 

苔松・苔梅


本年の取扱は苔松が2,900本、苔梅616本で、
苔松は昨年より増加、苔梅は昨年より若干の減少となりました。

 
 
 

 千両につきましては、弊社HPのショーケースうるおい花情報、うんちく探検隊でもご紹介させていただいております。

 合わせてご覧いただけたら幸いです。

 ぜひお正月には千両と苔松・苔梅を飾って、お過ごしください。

 良いお年をお迎えください。 

 

株式会社 大田花き