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 12月24日 花梅・南天・花物市

 

 大田花きではお正月に向けて、花梅・ボケ・南天などの枝物がたくさん入荷しています。

 
 花梅

 日本では古くから、中国の「歳寒の三友」にならって正月を迎える飾り物として松竹梅を飾る風習があり、

 お正月には欠かせない枝物となっています。厳寒の中で芳香ただよう高潔な花を咲かせるところから縁起のよいものとされています。

         
         
 
 

 まだ蕾が芽のような段階で親木から収穫して、一束分の枝を束ねていきます。

 この一束を 「枝折り(しおり)」と呼びます。

 真中の写真のひごで束ねられたのが一枝折。

 枝をそのまま束ねることで輸送中に花の蕾が落ちないよう工夫したものだそうで、

 生け花に向いた足のすっとしたものが束ねられています。

       
 
 
 花梅市の様子
 
         
         
 ↓2mほどの大きな花梅もせりにかかります。
           
 
 ボケ
 早春を代表する花木として、生け花の花材やトゲを活かした生け垣などに使われます。
         
         
 
           
 
 南天
 南天は「難を転ずる」といわれます。縁起のよい赤色の実をつけた枝がよく使われます。
         
         
 
 
 

梅市
本年は台風等の被害も少なく、例年に比べ花付きが良い年でした。
しかし桃と違い梅は切るための年数や手間隙が掛かってしまうことから、

残念ながら出荷量が減少しています。

特に埼玉や神奈川の枝折物は年々減少しています。

 

南天、ボケ
南天は表年ということもあり、実成りが良好で、入荷量も各産地潤沢でした。
ボケも昨年と比べても花付きの良いものが多く、昨年に比べ1〜2割多く入荷しました。

   
 
 
 椿
 お正月の季節の花であり、活け花によく使われます。
         
 
 ロウバイ                                  
 

お正月頃から咲き出す、とても香り高い枝物です。

   
   
 
 
 お正月に飾る花

 最後の書き入れで、菊を中心に切花は 需要を反映した価格で活発に動き始めました。

 
 菊

 菊は縁起のよい花とされています。

 中国では、蘭、竹、菊、梅の四種を四君子と呼び、草木の中の君子として称えたそうです。

 それぞれの気品の高い美しさから、中国宋代より東洋画の画題としてよく用いられたそうです。

         
         
 
 洋菊・スプレー菊
 洋間にもぴったり合う洋菊やスプレー菊はこのお正月にも大変人気があります。
         
         
         
 
 

 スイセン                                  シンビジューム

 冬の花であり、活け花によく使われます。                  蘭は縁起のよい花とされています。
         
 
 金柑                                    ハボタン
 金冠に通じるため金銀財宝を表し、縁起の良いものとされます。      お正月に欠かせない丈夫なハボタン。縁起良く紅白で飾ります。
         
 

 ぜひ縁起の良いお花を飾って、2009年をお迎えいただけたらと思います。

 

株式会社 大田花き