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母の日

母の日は、日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日です。日本やアメリカでは5月の第2日曜日とされています。今年の母の日は、5月10日(日)です。

日本での母の日
日本で初めての母の日を祝う行事が行われたのは明治の末期頃で、1915年(大正4年)に当時青山学院の教授だったアレクサンダー女史により紹介され、キリスト教関係の団体が中心になってこれを広めていきました。昭和に入り、3月6日の皇后誕生日が母の日となりましたが、
戦後、アメリカの母の日にあわせて現在のかたちになりました。

また、一般に広く知れ渡ったのは、1937年(昭和12年)製菓会社が告知を始めたことがきっかけだったとも言われているそうです。

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母の日の歴史
母の日を祝う行事の誕生は、はるか古代にさかのぼります。さまざまな説があり、ギリシャ時代、春になるとレアという“神々の母”といわれる女性の神様をたたえるお祭りが行われていたという説などがあります。

現在のように母の日が行われるようになったのは、20世紀初頭のアメリカである女性が起こした行動がきっかけでした。ウェストバージニア州で教師をしていたアンナ・ジャービスという女性です。彼女の母親は活発で、信頼の厚い人でした。女性運動クラブを組織し、若い母親に正しい公衆衛生について教育し、子どもの死亡率の低下に貢献していました。アンナは母親が「女性の厳しい努めを記念する日がなくてはいけない」と話しているのをしばしば聞いてきました。そうして1905年の母親の死後、その夢を実現するためにアンナが乗り出したのです。

1907年、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に追悼の意を表し記念会を開き、フィラデルフィアの教会で「亡き母をしのぶ」という花言葉をもつ白いカーネーションを手向けたのが始まりといわれています。その記念会でジャービスの母への想いに感動した参列者がこの日の大切さを認識しました。これを期に、彼女は支援者と共に母に感謝の気持ちを捧げる休日を作るよう、議会に呼びかけました。翌1908年の5月10日には同教会に470人の生徒と母親たちが集まり、最初の「母の日」を祝いました。彼女は参加者全員に、彼女の母親が好きだったカーネーションを手渡しました。このことから、カーネーションが母の日のシンボルとなったそうです。その後、教会の正式な礼拝となり、アンナの努力は、瞬く間に全米へと広がっていきました。1909年までには、45州が祝日として採択し、ウエストバージニア州知事が最初の母の日の公布を宣言しました。そして1914年、アメリカ議会でウィルソン大統領が5月の第2日曜日を「母の日」として制定するアンナの提案を議決し、国旗を掲げてお母さんに感謝の意を示すこととなったのです。こうして、「母の日」は世界中へと広がっていきました。

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カーネーション
カーネーションは十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙の後に咲いたという言い伝えがあり、母性愛の象徴とされる花です。

母の日が現在に近い形になった戦後当時は、感謝の気持ちを表すために母が健在なる人は赤いカーネーションの花を、母が亡くなられた人は白いカーネーションの花を胸に飾りました。しかしこれが母にカーネーションの花をプレゼントするというスタイルになっていきました。このようにして母の日にカーネーションを贈ることが定番になっていったのです。

カーネーションの花言葉
「女性の愛」「感覚」「感動」「純粋な愛情」

色別の花言葉もご紹介します。

赤…「真実の愛」「愛情」「情熱」「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」
白…「亡き母をしのぶ」「尊敬」「純潔の愛」「私の愛情は生きている」
ピンク…「感謝」「上品・気品」「暖かい心」「熱愛」
黄色…「美」「友情」
オレンジ…「温厚」
青・紫 …「誇り」「気品」「永遠の幸福」

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2009年母の日のセリ場をご紹介します。(切花)

  「まいどっ!」

   

↑カーネーション前任者の前田のあとを引き継いでいる、芳垣です。

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2009年母の日のセリ場をご紹介します。(鉢物)

   

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