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沖縄 太陽の花 『トロピカルフェア』

  〜沖縄の”山採りの花材・葉もの”開発しました〜

 

 ◆日時  ;6月15日(月)〜19日(金)
 ◆場所  ;東京都大田市場(中央通路,ショーケース,仲卸通路)

 

 ◆花材提供産地;沖縄県花卉園芸農業協同組合(太陽の花)     

 ◆展示品目   ;山採りの花材・葉もの

            葉もの(施設栽培)

            亜熱帯花卉(施設栽培)

            

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 毎年恒例になった『トロピカルフェア』

今年は、新規に開発した沖縄の魅力あふれる

“山採りの花材・葉もの”をご紹介しました。

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◆展示の趣旨◆

オリジナル商品は市場と産地にとって必要不可欠。
沖縄ならではの個性的な素材は、産地の強みにもなります。

しかしながら“山採りの花材・葉もの”といった素材は、

特殊すぎて日頃お花屋さんやデザイナーさんの目に触れる機会も

多くはありません。


そこで”まずは花材との出会いの場”をということで、

ご覧いただく機会を作りました。

反響の大きかったものは、より多くの皆さんに使っていただけるように、

今後生産品目として検討していく可能性があります。

もちろん、安定かつ豊富な物量を誇る“施設栽培の葉もの”

この夏ますます充実です。

 

 

 

今回は”山採り花材”の開発を

一緒に手がけた

”MAnYU(マニュ)”さんに、

すべて沖縄の花で

デザインしていただきました。

◆産地のご紹介◆

                                     沖縄県花卉園芸農業共同組合   『太陽の花』                                  

沖縄県花卉園芸農業協同組合は、「沖縄から全国の皆さまにフレッシュな花をお届けしたい」、

昭和51年11月、この熱い想いから、昭和56年9月花の専門農協としてスタートしました。


平成16年10月には集配センター増築、真空予冷庫増設といったせつびを整え、

高品質の花をより迅速に安定供給できるようになりました。

定番となったコギクから、本州より一足も二足も早く始まる夏のハモノ,トロピカルな花材まで、

今では、『太陽の花』の呼称で親しまれ、たくさんのファンがいます。

 

 

 色,形がさまざまな”実もの”はディスプレイとしても、足元の演出としても存在感抜群です。

 

◆フラワーデザイナーのご紹介◆

 

MAnYU (マニュ)

http://manyuflowers.com/

 

 

今回は、すべて沖縄の花でデザインしていただきました。

「日本の花や葉物でこんな作品づくりができるなんて感激!!

とっても楽しかったです!!」

と感想を述べられていました。

   

 

◆展示風景(ショーケース)◆

 

 

 

ショーケースでは、主に施設栽培の花材を展示しました。

 

左上の長いデンファレ ”カサブランカ” ”プリティミサキ” は、

国内では沖縄にしか用意できない貴重な花材。

これからの季節活躍する”葉もの”は今年も潤沢です。

 

◆市場からお客様へのお願い ◆

これらの商材は、大量にまた安定的に出荷することは難しいものです。
素材によって事情が異なりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

◆花にまつわるエピソード◆

”はなんちゅ”から教わった沖縄の”山採り花材”

 ”はなんちゅ” とは、沖縄の言葉で ”花人” という意味。

  今回は、特に見慣れない花材、葉材、実物ばかり。 知恵を授けていただきました。

クワズイモ
葉の大きさが30〜100cmまであり、存在感あるジャンボな葉です。イモを食することはできません。

 

ヘゴゼンマイ
巨大なヘゴゼンマイは独自の花材です。大きな葉を広げジャングルの雰囲気を持つ植物です。

残念ながら食用ではありません。

芭蕉

今の季節は、葉っぱだけではなく、バナナがなっています。

ポリシャス

ヒメモンステラ

 

ヤッコカズラ

黒サトウキビ

サトウキビの原種系。

茶色い肌は竹を思わせる雰囲気。

今回は試験出展です。

シラタマカズラ
光沢のある葉がきれいなツル植物です。12月〜4月は美しい純白の実がつきます。

イイギリ

昔飯を包んだことから、飯桐という。

6〜7月は青い実、9月以降の秋は赤い実で出荷になります。

 

 

 

 

トべラ

グリーンの実がとてもきれい。

10〜11月、4〜8月に実つきで出荷が出来ます。

ソウシジュ

幹、葉からよい香りがする。

5月にミモザ似のはなを咲かせる。

6〜7月には、枝マメのような実がつく。

アダン
海岸の防風林に使われている。実は熟すと落ちてヤドカリの餌に。葉は繊維が強く茣蓙(ござ)・草履(ぞうり)、籠(カゴ)になる。

ココヤシの実

ヤシにもいろいろあり、食用に向いているものと向いていないものがある。今回ご紹介は、すべて観賞用として。

マニラヤシ

小型の椰子。

実が赤くなってきれい。

シマタゴ(ゴンズイ)

木材としては役に立たない為 ”魚ゴンズイ”の名前がついた。

6月ごろ、ピンクのかわいらしい実がつく。

トックリヤシの花

椰子の仲間。

これを持っているとお金持ちになれると言われている。

どんぐりのような実が特徴。

ックリヤシの実

椰子の仲間。

これを持っているとお金持ちになれると言われている。

どんぐりのような実が特徴。

クロツグ
椰子の仲間。
黒い繊維に覆われている。沖縄の人はこれを使って棕櫚縄(しゅろなわ)を作る。

パッションフルーツ

テーブルヤシの実

       右奥はアダンの実

ヤシノミ

 

◆関連記事のご紹介◆

 フローリスト7月号(誠文堂新光社)掲載
  魅力ある素材を求めて 沖縄 葉物発掘隊

 18ページにわたる大特集が組まれています。
 沖縄の魅力ある花材情報をまとめて見ることができます。

 

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