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大田花きTOP歳時報告>父の日おすすめの黄色い花”ヒマワリビンセント”

 

ゴッホの名前がついた ヒマワリ ”ビンセント”

  〜父の日のテーマカラー”黄色”のおすすめ花材〜

 

 

◆ 日時 :6月8日(月)〜10日(水)

◆ 場所 :仲卸通り

◆ 出展者     :株式会社 サカタのタネ

◆ 花材提供産地:西岬共選組合

 

もうすぐ”父の日”

テーマカラーである”黄色の花”と言えば、

見ているだけで元気になれる

”ヒマワリ”

今回はご存知、日本の”種苗メーカー”サカタのタネが、

生活者の皆さんに今まで以上に楽しんでいただけるように

アレンジする”お花屋さんの視点”にこだわって開発した

”ビンセント”シリーズをご紹介しました。

では、その模様の一部をご紹介します。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「このヒマワリはお花の顔が上向きで花保ちもいいんです!!」

サカタさんのスタッフの熱心なPRと

西岬共選組合の品種・規格バラエティに富んだ品揃えを、

買参人・買出人のみなさんにもご検討いただきました。

 

まもなく生活者のみなさまのお手元にも届くと思います。

 

ヒマワリ ”ビンセント”シリーズ

濃いオレンジが魅力の

芯白でぱっと明るい

整った形が魅力の

”タンジェリン”

”クリアオレンジ”

”オレンジU”

ポイントは”フェイスアップ”

    ”ビンセント”はお花の顔がちょっと上向き。だからアレンジに使いやすいのです。 

     水揚げをすると、さらに上を向きます!!

          ヒマワリらしさは失わない。でも、ちょっとアレンジしやすい。

      このようなメーカーの徹底的なこだわりは、お花屋さんにも認められはじめています。

 

 プロモーション種苗会社情報

   ご存知、日本の種屋さん”サカタのタネ”。

   野菜や花の種苗の研究開発をして、次々と新しい品種を送り出している

   ”種苗メーカー”です。

   

   創業当初から日本の種苗会社としては初めて海外市場にも進出、

   積極的な事業展開を行い、現在、その種子の供給先は130か国以上に

   のぼり、多くのヒット品種を提供しています。

    ⇒ http://www.sakataseed.co.jp/index.html

 

 プロモーション産地情報

  今回展示したヒマワリは、

   千葉のJA安房花卉部西岬共選組合が生産したものです。

     豊かな品種・規格のバラエティで日本のお花屋さんを支えています。

    ⇒ http://sun.ap.teacup.com/nishizaki/96.html

      

           

 

 協賛情報

 

 

株式会社 サカタのタネは、

   画家”ビンセント・バン・ゴッホ”の人生を描いた舞台

    『炎の人』 に協賛しています。

 

主演は市村正親さん。

 

    今年はヒマワリの話題がホットですね!!

 

◆花にまつわるエピソード◆

 

市場人が語る ”父の日に知っておきたい、ひまわりの歴史”

 夏になると誰もが眺め、手にとって楽しむヒマワリ。
 今でこそ、ミニからビッグまで大きさも花色も咲き方もバラエティに富んでいるが、

  その背景にはちょっとした歴史があるという。

 今回は、市場のベテランのセリ人にうかがったエピソードをご紹介する。

 今は昔、ヒマワリは畑に咲く大きい大きい花だった。
 

  その丈は2mも3mもある見上げる存在。

  切花になったのきっかけは、1960年代末に育成された短日条件で開花する”太陽”という品種の登場。

  年間を通して栽培が可能になったことで、私達は夏が来る少し前からヒマワリを楽しむチャンスを手に入れた。

  1980年代後半には、世界で初めて育成された切花用の無花粉F1品種 ”かがやき”が登場。
  花粉が受精をすると花はその役割を終えて次のステージに進むため、どうしても花保ちが悪い。

  その点、この”無花粉品種”の開発は画期的で、花保ちが格段によくなった。

 

 私達に”ヒマワリを切花として楽しむ時間”が生まれた瞬間である。

  そして1990年代半ば(弊社大田花きが開場して間もない頃)、”サンリッチ”シリーズが登場。
  手のひらサイズの花が愛らしく、揃ったものができる品種の登場は、安価でよい花の量産につながった。

  ヒマワリは、誰でも手に入れることができるポピュラーな切花になった。

  その後も、少し色目の違う”サンリッチオレンジ”,”サンリッチレモン”が次々紹介され、私達の目を楽しませた。

  ”ゴッホのひまわり”,”モネのひまわり”は絵画に描かれたヒマワリを髣髴とさせ、おしゃれなイメージを確立。

  ”東北八重”は、これまでのヒマワリのイメージを覆す衝撃を。

  短日条件で最短45日で開花する”45シリーズ”などは生産効率のさらに向上し、

  ”サンリッチマンゴー”を始めとするオレンジ系の品種は、花色の魅力で一番の愛されカラーとなった。

  すっかり切花として定番となったヒマワリであったが、そこに登場した”変わり咲き品種”は、

  ちょっと人と違うものが欲しい心をくすぐった。

  そして3年前、花の顔が上向きでよりアレンジライクになった”ビンセントシリーズ”が登場。
  花保ちが抜群で、私達は手元でより長く楽しめるようになった。

 ヒマワリは、いつの時代も私達の目を楽しませてきた。

  その背景には ”人を楽しませること” にこだわった、育種・生産・販売の歴史があったのだ。

  さらに、これらの開発は、すべて”日本人の仕事”だというから、なんだか誇らしい気持ちになってしまう。

 先人の心がヒマワリと共にあり、脈々と受け継がれているのだ。

 

  近年父の日にヒマワリが定着してきたが、

  家族のために毎日がんばっている”お父さん”に、こんなにふさわしい花はないかも知れない。

 今年も夏が来るそのちょっと前に、”ヒマワリ”でお父さんに元気を届けよう。

 

 次回予告

  太陽の花”トロピカルフェア” 

                2009.06.15(月)〜19(金)

   
 
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