３月３日 ひなまつり

3月3日はひな祭りです。
ひな祭りは「上巳（じょうし）の節句」とも言われ、
江戸時代に制定された年中行事である「五節句」の一つです。
また旧暦では桃の花が咲く季節だったことから、 「桃の節句」とも呼ばれるようになりました。

上巳の節句は女の子の無事な成長を願う行事です。
元々古代中国での行事が日本に伝わり、
それと貴族の子どもたちの間で行なわれていた「ひいな遊び」と呼ばれる人形遊びが合わさって、
ひなまつりの原型が出来たと言われます。

ひなまつりの花は桃！

桃の花はその花の明るさが冬の暗さを追い払ってくれること、

また桃の香気が邪気を払うと言われており、
「悪霊を打ち払う神聖な木」と考えられていることから桃を飾るようになったそうです。

そして古くは桃の花びらを浮かべた桃花酒を飲むとどんな病でも治ると信じられていたそうで、
ひな祭りの日に白酒と一緒に飲まれていました。
また中国では桃は子孫繁栄をもたらし、実は不老長寿とされています。

菜の花と一緒に

野菜（菜っ葉）の花という意味から名前がついた 「菜の花」。

春の花ということでひなまつりには、桃とともに飾られます。

また食用の菜の花はひなまつりにおひたしや和え物にして

食べられることも多いそうです。

春の花の代表、菜の花の鮮やかな黄色と

桃のかわいらしいピンク色を一緒に飾って

女の子のすこやかな成長を祈りましょう♪