たくさんの福が来るように、
宝船の名前は“恵比寿丸”と“大黒天丸”
恵比寿さまは、古くは大漁を祈願する漁業の神様ですが、
時代と共に福の神としての意味合いが強くなり「商売繁盛」や「五穀豊穣」、
商業や農業においても神様として親しまれるようになったそうです。
一方、大黒さまは、ヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の大国主命の習合、
と言われ、家長を「一家の大黒柱」と表現することなどからも、
「食物・財福」の神様として広く親しまれていることがわかります。
何かと一組で登場することが多い2人の神様ですが、
それは人の日々の糧や商業において、
農産物・水産物が欠かせない存在である為ではないかと考えられています。
今年もお花の生産者・販売されるお花屋さん・そして生活者の皆様に、
たくさん福が来るように、2人の神様の名前を拝借しているという訳です。
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