◆品種
白系をメインに作付けしており、中でも『シベリア』は出荷時期の大半を占めています。
用途が幅広いシベリアを高品質で供給する事が当産地の信条です。本年はノバゼンブラ(白大輪)や色ものではフェニス、 レクサス、ビビアナ、グルーワイン、ピンクシークレットなどの出荷も予定しています。
◆ふかやスリーエフクラブとのつながり
2000年4月より1年2か月、ふかやスリーエフクラブの島田誠氏のもとで百合の生産を中心に修行させていただいた。
『人としての責任』『人を大事に』『あいさつ』『生活させてもらっている百合を大事に』など基本的な事も確り勉強させて
もらい、産地は異なりますがスリーエフクラブ(深谷・山形問わず)の部会員の気持ちでいます。深谷での研修後、山形に 戻りユリ作りに励み、悪戦苦闘しながら迎えた4年目にスリーエフクラブの名前をもらうことができました。『深谷と山形の
特徴を生かして連携してできたたら面白いだろう』と島田誠氏が語ってくれた事が印象的でした。
◆今後の展開
昨年より、スリーエフクラブは深谷・山形・栃木の三部会体制となりました。当部会は若手生産者が多く、よりフレッシュに アグレッシブに動いていきたいと考えています。各生産者が生産体制や技術を研鑽するとともに、三部会での出荷の
連携、スペシャル品種の取り組み、物日の予約販売などを行って参ります。
◆最後に
日本には、多くの百合の原種が存在し、各地に自生しています。そして、日本人は古来より百合を愛し、百合を飾る文化を 育んできました。近年では、より多くの園芸種が生まれ身近な花として親しまれています。
日本でも有数の百合栽培の歴史のある深谷地区。そしてそこから遺伝子を受け継いだ山形、栃木。
わたしたちスリーエフクラブは、百合の魅力を創造し、伝えていくため活動して参ります。