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フロリアード2012 春のコンテスト結果

 
<切花部門展示例>

 【展示期間】 2012年6月25日(月)〜7月28日(土)

 10年に一度のオランダの花の祭典『フロリアード』の春のコンテスト部門で、
 3位まで入賞した作品・インタビューをご紹介しました。
  ※出荷時期が終了している場合は写真のみの展示

 フロリアードの公式HPはこちらよりご覧下さい。  http://www.floriade2012.jp/

 【展示産地】
  <切花部門> 佐瀬農園・笹岡花卉農園
  <球根花部門>フラワースピリット・綾園芸
  <ラン部門> 河野メリクロン
  <ガーデンコンテナ部門> 長谷川園芸・四国ガーデン・石塚園芸

<切花部門>
■佐瀬農園
  
・リシアンサス 「貴公子」(1位)
・リシアンサス 「貴婦人」(3位)

【画像提供:日本国政府出展事務局】

★受賞コメント <代表取締役 佐瀬氏>
この度は、このような素晴らしい賞を受賞する事ができ、本当に幸せ者だと思っております。
これまでお世話になった多くの皆様方への感謝の気持ちでいっぱいです。
今後もこの受賞を糧に、より一層育種・栽培に努力して参りたいと思っております。

佐瀬農園オリジナルのトルコは「受精しないトルコ」として国内と米国で特許を取得しています。(H20年)
この育成方法で、驚くほどの花保ちの良い品種に仕上がっています。
■笹岡花卉農園
・オキシペタルム 「マーブルハピネス」(2位)

【画像提供:日本国政府出展事務局】

★受賞コメント <代表取締役 笹岡氏>
本当にありがとうございました。これからも花卉業界並びに消費者の方々に喜んでいただける
新しい品種・商品を常に目標とし、努力していきたいと思っています。

今までのオキシペタルムと違い、抜群の日持ち良さ、丸弁でかわいい。
ブルースターのように色が変わらないので、夏の小花として使っていただけると思います。

 

<球根花部門>
■フラワースピリット
      
・ラナンキュラス 「ビガーホワイト」(1位)
・ラナンキュラス 「ビガーピンク」(3位)

【画像提供:日本国政府出展事務局】

★受賞コメント <代表取締役 上條氏>
ラナンキュラスは季節商材として、色、形、サイズの多様性が日本では広く知られてきました。
今回の受賞により花の流通大国オランダを通して、世界中の方々にその魅力を知っていただけた事を大変光栄に思います。

オランダのベアトリクス女王からも、ビガーシリーズのラナンキュラスを手にとられた際に、
「素晴らしい花ですね」とのお言葉をいただいております。今後もラナンキュラスの魅力を広めていけるように精進して参ります。
★受賞コメント <ラナンキュラス生産担当 横林氏>
今回の受賞で、当社のラナンキュラスを広く知っていただけた事を大変嬉しく思っております。
こだわりを大事に、花の力を最大限に引き出す事を指名と思い、一つ一つの作業を大事に生産しております。
スーパーローヌは、花びらが伸びるタイプで、出荷時の約15cmから更に花弁が開いていく大輪です。
同じ品種でも、少し小さめに仕立てたものもございますので、使用目的、演出場所によって様々な形で楽しんでいただけたらと思います。
■綾園芸
・ラナンキュラス 「ラックス テセウス」(3位)

【画像提供:綾園芸】

★受賞コメント <代表取締役 草野氏>
今回日本のラナンキュラスに高い評価を頂き大変嬉しく思っています。
また10年に1度のフロリアードに参加できること自体大変幸運なことです。
花普及センターの方々の環境整備のお陰と感謝しております。

新品種のラックス系がどこまでヨーロッパの方々の評価を得るのか興味津々でしたが、
やはり感性に大きな違いはないと確認できたことは大きな成果といえます。
今回受賞したラックス・テセウスを含めラックスシリーズは何と言ってもエナメルのような光沢が特徴です。
また普通のラナンキュラスとは異なり完全なスプレー咲となります。当然花屋さんの用途も違ってくると
思いますが、枝ぶりそのものが「空間を埋めていく」飾っているうちに「自分で居場所を見つけていく」
そんな感じのする花です。これからラックス系をシリーズ化して普及していくことに期待するとともに
種苗と製品の供給をしっかり行なっていきたいと思っています。

 

<ラン部門>
■河野メリクロン
      
・シンビジウム 親王(1位)
・シンビジウム ビビアン・イエローシャイン(2位)

【画像提供:日本国政府出展事務局】【画像提供:河野メリクロン】

★受賞コメント <代表取締役 河野氏>
親王は、秋篠宮家の長男悠仁さまをイメージして命名した品種であります。
本品種がフロリアード第1回品種コンテストで9.90点というラン類だけでなく、出展全体の476品種の中でも最高得点をいただいたことは 、このうえない光栄であり喜びといたすところであります。 この受賞を励みに美しい日本のシンビジウムを更に全世界に広める契機といたしたく存じます。そして、日本の元気と明るい未来の創造にいささかなりとも貢献できればと念じております。ありがとうございました。

愛らしいグリーン花の育種を目指した中で、当初の目標に合致した優しさの中にも力強さ、そして気高さを感じさす黄緑色と紅色のリップのコントラストの美しい品種が2001年12月に初開花した。 その後栽培を重ね、ほぼ品種特性の全容をつかむことが出来た。今後12月〜春咲きのグリーンの最高級鉢物品種としての位置付けをはかりたいと考えている。

 

<ガーデンコンテナ部門>
■長谷川園芸
    
・クレマチス 北浜(1位)

【画像提供:長谷川園芸】

★受賞コメント <長谷川 康平氏>
父や家族と築き上げてきたものが、高い評価を得たことを本当に嬉しく思います。
賞を取ることが目的ではなく、日本では庭植え・鉢物など多様性がある中、海外では庭植え用に
限られていることから、クレマチスの楽しみ方の提案とその為の品種であることを見てもらえたらという思いから出品しました。 今後の育種や生産の励みにしたいと思います。

「北浜」は、生育旺盛で花付きが良く、非常に育てやすい品種です。 鉢物用に品種改良された物なので、コンパクトな株立ちも特長の一つです。 流通時期は、3月から母の日まで。
■四国ガーデン
    
・エビネラン ジエビネ(1位)

【画像提供:四国ガーデン】

★受賞コメント <代表取締役 和泉氏>
華やかな園芸品種が数多く出品される中、弊社が長年テーマとして海外にご紹介し続けております
「和の素材」が高い評価を頂き、非常に光栄に思っております。日本の植物が持つ魅力を再確認すると共に、
今後もその魅力を国内外にお伝えするべく更なる努力をしてまいりたいと思います。

弊社では20年程前より、日本で「山野草」として知られている和の宿根草を中心に海外に紹介してまいりました。 当時の欧米ではホスタ人気が高まり、「日陰の庭」を楽しむ素地ができ始めた頃で、ホスタと共に楽しむ日陰の植物として 「Woodland Perennials(森の宿根草たち)」をテーマに展開を始めました。その中でも、今回、賞を頂きましたエビネ蘭などは、 耐寒性があり、屋外で楽しむことができる「ガーデン・オーキッド」としてその普及に特に力を入れています。

今回、栄えあるフロリアードにおいて賞を頂くという幸運に恵まれ、今後も素材としての植物そのものだけでなく、 栽培方法や楽しみ方を含め、日本の植物の魅力ををどんどんを紹介し続けていきたいと思います。
■石塚園芸
    
・プリムラ マラコイデス 黄萌

【画像提供:日本国政府出展事務局】

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