”アンティーク”とは、古代の、旧式の、古代風の、といった意味をもちます。
「アンティーク調」という表現は、時代がかったインテリアや骨董、そして近頃は花の色・カタチなどの風合いをあらわす言葉と
しても使われるようになりました。ヨーロッパでは、こうしたアンティークな色合いのことを「ヨーロピアン・アンティークカラー」と呼びます。
〜ヨーロピアン・アンティークカラー〜
【赤系】
■ローズレッド・・・・バラ色。700年以上も前から呼ばれていました。
■カメリアレッド・・・100年以上も前に中国からヨーロッパに渡った椿の色。
■ルビーレッド・・・宝石ルビーの色。16世紀にはすでに呼ばれていました。
【黄色系】
■ミモザ・・・・・・ミモザの木の色。15世紀頃から20世紀初めまではシトロンイエローやシトラスと呼ばれていました。
■オリーブ・・・・オリーブの実の色。よく熟した実の色はオリーブブラウンと呼ばれています。
■アイボリー・・・象牙色。動物の牙や骨の色も含みます。象牙色は古代ローマから現代に至るまで室内装飾の色として
もっともポピュラーだったようです。 |