母の日 2015
もうすぐ "母の日"
いよいよ今度の日曜日『5月10日』は「母の日」です!
市場では、今がまさに最盛期!
生産者の皆様が、この日のために丹精込めて育てられた鉢物が多種多数入荷しています。セリ中にはずらりと並んでいた台車も、セリ終了後にはこの通りすっきりです。次々と、お花屋さんの車に積み込まれ、店頭へと運ばれていきます。
さて、母の日の花といえば、カーネーション。
定番中の定番ですが、やはりこの花の人気は高く、
今年も彩り豊かな商品が入荷しています。
このポットカーネーション。せっかくプレゼントしたのだから
(あるいはもらったのだから)長く楽しみたいですよね!
そのためにはいくつかポイントがあります。そのポイントとは...
【ポットカーネーションを長く楽しむためのコツ!】
①太陽だいすき! ⇒日当たりのよい場所へ
②ジメジメはだいきらい! ⇒水はけのよい環境で
③でも、お水だいすき! ⇒表土が乾いたら水やり
④栄養もね! ⇒固形肥料で栄養たっぷり
一見、矛盾しているように思えますが、
水やり⇒湿度が苦手⇒日当たりが良ければ、湿度減⇒乾燥⇒水やり⇒...と、日当たりと湿度に注意して、やや乾燥気味に育ててください。
ただし、開花時は水をたくさん必要とするため、なるべくたっぷり水やりをしてください。その時に葉や花に余分な水分が残らないように注意が必要です。病気や根腐りを起こさぬよう、茎の根元に向かってそっと水をあげてください。
また、小さい蕾まで咲かすためには栄養が大切です。固形肥料を土の上に置き、たっぷり栄養をあげてください。
そして、母の日が過ぎたら、一回り大きな鉢に植え替えるか、または地植えにすることをおすすめします。そうすることにより、茎と茎の間にゆとりが生まれ、風通しがよくなり、過湿を防ぐことができます。また、十分な日光が当たるようにもなります。
そして、梅雨に入るころに草丈を三分の一程度まで切り戻してあげると、秋にもう一度花を咲かせることもできます。(品種にもよります。)ぜひ、挑戦してみてください!
そして、今年、特にバラエティ豊かになったのがアジサイです。日本の気候風土にあった育てやすい植物です。
市場で見つけた気になる品種をいくつかご紹介します。少し花びらがフリルになっていたり、発色が特にきれいな品種です。
【レオン】 【ハイドラピンク】
こちらは複色になっていたり、八重咲きの品種です。
【センセーション】 【雨に唄えば】
【伊予獅子手まり】
四国系山あじさいです。手まりのような小ぶりな花房が特徴で、名前の通り和の雰囲気もあるあじさいです。
【てまりてまり】
八重咲き小さな花がたくさんついたかわいらしいあじさいです。
どれも、テーブルサイズでキッチンにも置ける小ぶりなサイズも魅力です。
バラやブーゲンビリアなども、母の日に人気の商品です。
【リトルアーチスト】 【舞姫】
関連資材を扱う資材屋さんの店頭も、母の日向けの商品でいっぱいです。
今年の母の日も、もうすぐです!
今回は鉢植えを中心にご紹介しましたが、もちろん切り花の花束やアレンジもおすすめです。
定番のカーネーションや季節の花のシャクヤクなど。
あるいは、お母さんの好きな花や色を組み合わせて...。
花は、贈った人、贈られた人、両方に笑顔を届けることができます。日頃、なかなか伝えられない想いを、花と一緒に贈ってみてください。きっと素敵な想い出がひとつ増えるはずです。
(文責:UG室)