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2015年1月 3日

お正月作品が売れる時代に

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

年末は寒波で残念ながら例年より売上を落とした処もあったが、首都圏はお天気にも恵まれ、お正月の花はよく売れていた。繁盛店では創作した花束やアレンジはとうに売れて無くなり、1本売りで接客していたのでお客様が列をなす光景が見られた。その売れた花とは・・・・・

いくつかの繁盛店で、それぞれの室内空間に合わせたライフスタイルブーケのお正月バージョンが作られており、目を引いた。普段なら20㎝の花瓶に合わせた小さめのものが多いが、壺に活ける70㎝から80㎝の伝統花束から、水盤やボールに浮かすように活け、テレビを見るのに邪魔にならない低い創作花束までメッセージが添えられて売られていた。1本売りから創作花束へとお花屋さんのセンスと腕がモノを言う時代となった。

花束加工のお仕事をなさっている皆様も、生け花やフラワーアレンジをより勉強されて、花のある生活を提案して欲しい。専門店は更にその先へ行き、新しいデザインや出廻りの多い花を使っても作者の心が映し出された作品を販売して欲しい。
お客様はそういう花を欲しがっている、と花の売り場を見て感じた。

投稿者 磯村信夫 : 2015年1月 3日 10:30

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