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2016年1月 4日

今必要とされていることをやる

 明けましておめでとうございます。

 花き振興法が策定されてから実質2年目、いよいよ花きの生産拡大、消費拡大運動に弾みをつけてゆく年となりました。卸売ベースでの取扱金額で、現在の3,700億円※から、2020年、東京オリンピックの年には5,000億円、2025年には6,000億円の取扱高を、国を挙げて目指します。
※(一社)日本花き卸売市場協会 データより

 まず本年は、消費の主役に躍り出た団塊ジュニアに好まれる花の生産販売に努力を傾注します。また、花き消費の中心である仏花や、人生の通過儀礼としての花需要を大切にしながらも、主力をパーソナルギフト、家庭需要に置き、法人・家庭とも生活空間にフィットした花を生産販売する努力をします。具体的な運動としまして、仕事場に花を飾ってもらい、潤いや生産性アップを狙った花や緑のオフィスを演出する"フラワービズ"を、業界を挙げて取り組みます。また、"ウィークエンドフラワー"や"フラワーフライデー"の愛称で、毎週末の買い物として、花売り場で一家団欒、家族の為に花を買ってもらいます。間近の1月31日・愛妻の日には、奥さんに花をプレゼントしてもらいます。2月14日のバレンタインデーには、男性から女性へ格好よく花を贈ってもらいます。その格好よさを、FVイベントや、広告媒体を通じて生活者に訴えていきます。

 パワーは私たちの内側にあります。思ったことしか実現しないし、やったことしか実現しません。だったら、花き業界は"思って実行"する。誰かがやってくれそうだと、自分が楽をするのではなく、種苗・生産・集出荷・配送・卸・仲卸・小売の各分野で花き業界が頑張って、日本国民が自分自身の生活の質を上げてもらえるよう応援して、花を買ってもらえる年にします。オリンピックまであと4年、皆の努力が積み重なれば、必ず大きな力となって、花のある生活をしてもらえます。そうしたら、我々も心豊かになれるというものです。

 では、さっそく、本年の努力をまず一歩から積み重ねていきましょう。
 

投稿者 磯村信夫 : 2016年1月 4日 11:41

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